自分にまつわるウソを見抜いて全体に目覚める♪

ブログを再開すると書いたのに、ぜんぜん再開しておりませんね。ごめんなさい!

というのも正直に書くと、このコロナ騒ぎ(?)にすっかり心を奪われております。というのも、ほとんどすべて忘れてしまいましたが、一応イギリスで食事療法と解剖生理学の資格を取っており、ウイルス、免疫、遺伝子ワクチンというトピックに興味が尽きず、毎日あれこれ記事やレポートを読んでしまっております。

また、このように世界中が同じ心理に巻き込まれるという、私が人生で経験したことがない状態にも心理セラピストとして、SNSなどで人々の生の声を観ているのがとても興味深く、人間観察が止まりません。

その上に、プライベートでも母の死(母の死は覚悟はしていたものの幼い頃のもっとも飢えたトラウマが刺激されました)や家の売買など、公私ともどもお腹いっぱい以上にいろいろ起きまくり、外側と内側でエネルギーがダイナミックに動きまくっています。

にもかかわらず、ある意味不思議なのは、出来事の現実味がどんどん薄れ、湧いてくる思考の薄っぺらさ感が増していき、多くのことが起きて心が奪われていると同時に、その幻想性も増していき、言葉にできない状態の中にいます。

そんなわけで、多くのことを語りたいような、語ることがまったくないようなよく分からないけど、心地は良いみたいな状態が続いています。

そんな状態のなかで、最近思うことは、自分がどう行きていくか?という問いは、最終的に自分を手放す方向へ行けるなぁということです。

説明させてください。

他者の意向や世間に流されず、自分自身をきちんと持って、自分らしく生きる生き方を自分に問いていく。それは、自分のハートとつながることでもあり、自分への愛、そして自分が持っている内なる力につながることでもありますね。

ほんとうの意味で地に足が着いた生き方です。

私たちは、このように自分と真につながったとき、深いところにある分離感を超えることができます。つまり、全体に目覚めるんですね。

ちなみに、自分とつながるという意味は、単に自分の好きなことを見つけるとか、人の意向は無視するとか、そういった表面的なことではありません。

自我が共有している深いところにある欠乏感、分離感のウソを見破り、自分一人でいるときに自分自身とともにいることに心から快適さを感じるという意味です。

自分一人では心もとない、寂しい、不安だ、自分はどこかがダメだ、自信がない、みんなに受け入れられたい、誰かに愛してほしい、なにか打ち込めるものが欲しい、食べていく不安をなくしたい、人生が思ったようにいかない・・・・などなど、私たちは自分や自分の人生のどこかに不安や不満、否定が走ってしまうものです。

そういったストーリーのウソを見抜いて、今シンプルにただあるがままの自分と地に足をつけてつながるという意味です。

ストーリーだらけの自分や自分の人生は、ドラマチックかもしれませんが、実は真の自分とかけはなれた世界です。(しばらくドラマを味わうのもぜんぜん面白くて良いと思います)

自分一人でいることが真に心地よいのは、ポジティブなストーリーを作れたからではなく、ストーリーがいかにはかなく、頼りなく、実体がないかを見抜け、そこから目覚めているからですね。

そして、そのシンプルな自分からピュアな情熱、ユニークな衝動が出てきて、それが人生を織りなしていきます。

では、どうやったら自分にまつわるストーリーから目覚めることができるのでしょうか? ストーリーと書いていますが、ほとんどの私たちにとってはそれは「事実」、「現実」です。

ほら!銀行に◯◯◯◯円しかない、お金がないのは現実だ!

上司が◯◯◯という暴言を吐いたのは現実だ!

私が親から虐待を受けたのはほんとうのことだ!

家が火事になったのはほんとうに起きたことだ!

私の成績がいつも低かったのは事実だ!

実際に起きた出来事をウソだと言っているのではないんです。(真の意味では何も起きていないけど)出来事に関して走りまくる思考が実体がなく、ウソだということなんです。

長年一緒に暮らしてきたペットが死んでしまった・・・。これは事実です。喪失感、寂しさ、悲しみが湧いてくる。これも人間として当然の感情ですね。

でも、そこに“私は一人ではいけていけない”とか、“もっと何かしてあげられたはずだ”とか、思いがついてきたとき、喪失感がピュアなものから重たい感情へと変わり、私たちの中にいつまでも留まってしまいます。

また、虐待といったトラウマは脳や神経を巻き込んでいつまでも私たちの中に留まるため、解放しない限り、トラウマが生み出すストーリーから抜け出すのは難しいでしょう。(自分を助けてくれる人はいない、私は無力だ、自分は存在しないほうが良い・・などなど)

でも、見捨てられた自分も無力な自分も、そして存在しないほう良い自分もまったくのウソです。ウソ、ウソ、大嘘!ぜ〜んぶ実体のないただの思い。ただ、体験とともに脳や神経に刷り込まれてしまったため、すごくリアルですね。(セラピーで解放できます)

ということで、自分とつながるということは、自分を見つめる、そして癒やしていくということでもあります。

そして、ストーリーが剥ぎ取られたあるがままの自分とは、実はもう個としての自分ではなく、あるがままの全体となります。個をつきつめて、全体に目覚める。

ある意味、自己の不在によって、一番自分に快適さを感じられる。究極の矛盾ですね(笑)

今、世界が大きく動いていて、変化のなかにあるなか、ある意味自分をシフトさせる、長年持ち続けた感情や思いを手放すには、ちょうど良いチャンスかもしれません。

ということで、ブログはまちまちになるかと思いますが、気長にお付き合い頂けると嬉しく思います。

真の私たちは、愛であり、平和であり、すべてを愛し、愛の中に消えていき、そして全体に目覚める♪

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