コロナ禍に飽き飽きしている人へ〜目覚めちゃおう!〜

みなさん、いかがお過ごしでしょうか? ブログをそろそろ始めると言ったまま、まったくやっておりませんでした。世界の動きと非二元の真実のはざまでうろうろし、言葉がまとまりません。

さて、日本とイギリスを往復する生活をもう20年以上経ちますが、今回ぐらい世界が「同じ」だと感じたことはありません。というより、たいていは日本で話題になっていること、イギリスで話題になっていることがまったく違い、普段は同じ惑星か?と思うほど違うものです。

ところが、今回のコロナ禍ではメディアのあり方、それに対する人々の反応、社会の分断の様子が両国ともまったく同じです。例えば今なら、ワクチン推進派とワクチン慎重派の意見は、ものの見事にイギリスも日本も同じです。

もちろん、インターネットの情報を共有しているからとはいえますが、それにしてもここまで同じように人々が分断したことは私の経験ではないなぁと感じるのです。

そして、最近感じるのは、どの立場を取ろうと長く続くある意味非常事態に多くの人が疲れてきているなぁということです。完全にリラックスして自由に自分の好きなように旅行したり、人と会ったり、何も気にせず楽しむことがまだできないというか。

人間は社会動物なので、人間としての本能は人と混じり合うこと、会話すること、触れたり、群れて行動することです。が、その人間としての本能の真逆を長期間強いられると、当然自律神経は疲弊していきます。

とくにポリヴェーガル理論からすると、表情筋を動かすこと。口を開けて笑ったり、歌ったり、表情豊かに話したりすること、また深い呼吸をすることは、健康な自律神経を維持することに非常に大切です。(子供の場合は、健康な脳と自律神経の成長に大切)

ですので、パンデミックにあまり影響を受けない人たちでも、無意識に疲れはたまっているかもしれません。

また、感染が怖いと思っていようが、思っていまいが、マスク無しで自由に大きな声で会食するというのはなんとなくはばかれるかもしれません。こういったことが無意識のストレスになりがちですね。

しかし、一番のストレスの原因はやはり外の状況よりも自分がどう解釈しているかなのです。この話はブログで何度も書いてきましたので、ブログの読者さんはよく理解してくれているでしょう。そして、それは今回のコロナ禍でもまったく同じです。

世界中が同じ動きをしていようと、世間が通常でなかろうと、人間の自然な動きを抑圧されようと、一番疲れを生み出しているのはやっぱり自分の思考です。

自我には、ストーリーを生きるという大きな性質があります。ある意味ストーリーなしに自我は成立しません。「私」がいて、私が〜〜をする、私と他の人が〜〜である、私と社会が〜〜である、という「私の人生」というストーリーです。

そして、そのストーリーを作るためには自分のアイデンティティ、価値観、世界観、知識、情報などなどが必要になってきます。

自分がまずどういう人なのか?という自分への見方がオギャーと生まれてからすでに無意識下で形成されていきます。親の愛情をたっぷり感じていれば、「自分は大丈夫、自分はこの世にいて良い、世界は安全」という感覚が刷り込まれ、そこから「自分は受け入れられる人」「自分の存在は喜ばれる」などといったポジティブな自分像が生まれます。

一方、虐待やニグレクトがあれば、「自分は無力だ、徹底的に孤独だ、世の中は怖い」という感覚がコアとして刷り込まれ、「自分の存在は迷惑だ、自分はダメだ」などといったネガティブな自分像が生まれますね。

そして、この自分像をベースに世界観、価値観を作り上げ、情報を収集し、私の人生というストーリーを作っていきます。問題はこれも何度も書いてきましたが、私たちの人生を作り上げるこれらの自分像、価値観などが無意識のうちに作り上げられ、私たちはまったく気づいていないことです。

例えば、「自分は無力だ」という自分像がベースにあると、人間の関係の中で「自分はが馬鹿にされた、自分はいじめられた」という解釈が生まれたとします。実際は、単に相手の機嫌が悪く、八つ当たりされただけなのかもしれません。

しかし、自分の無意識の思いにまったく気づいていないために、その人にとって「馬鹿にされた」は事実、現実に見えます。自分像がポジティブな人は、同じ体験をしても「なんだこいつ面倒なやつ」という解釈になるかもしれません。

さて、話をコロナ禍に戻して、感染が怖い、怖くないも基本的に私たちの無意識の自分像や価値観から生まれた解釈です。でも、多くの人にとってそれは紛れもない事実、現実です。

感染が怖い人が作り上げる世界(ストーリー)と怖くない人が作り上げる世界(ストーリー)はまったく違うものでしょう。そして、それぞれがそれが現実だと思って生きているわけです。

ということで、過激な提案をさせてください♪

この際、ドバッとストーリーを捨てて目覚めちゃいませんか?

今世界で起きている分断は、ワクチン推奨派であろうが、アンチであろうが、両者が自分が見ているものが絶対的に正しい、絶対的に事実だと譲れないことにあります。

と、書きながら私のフェイスブックの投稿を読んでくださっている方は、私が感染怖くない派でワクチン慎重派なのをご存知でしょう。自分というストーリーの中であゆかはこのストーリーを好む傾向が非常に強いです。

と、同時にあゆかは自分が見ているものが実体のない幻想だとも知っています。それはあゆかに大きな安堵をもたらしてくれます。でも、同時にストーリーがすべて幻想なのではなく、その中に見え隠れする愛のみが実体だとも知っています。

だから、自分とまったく違う見方をする人たちを否定しないし、それを超えた愛を見つけ、それを見失わないように日々模索しているんです。

また、あゆかは目覚めているわけではありません。というより「私」はあゆかから目覚めるのです。

でも、とりあえずあゆかが「私のストーリー」の実体のなさを見抜いていくことは、目覚めへの一歩となります。そのために、自分の感じていること、見ていること、信じていることに固執しないで、オープンになっていくこと。

ということで、来月はじめに「目覚めへのご招待」ズームセミナーを行います。来年に予定している「空と色のセミナー」、「インテグレイテッド心理学講座」のご案内もしたいので、「無料セミナー」となります。

ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。

★〜目覚めへのご招待ズームセミナー〜★

◎日時:2021年11月7日(日) 19時半〜20時半

(質問の度合いにより延長あり)

お申し込みは特に必要ありません。時間になりましたら、下記のURLからお入りください♪

◎ZoomURL
https://us02web.zoom.us/j/89206815953?pwd=MmpzU3hEam81TUN2eTN3WTNJMlhNQT09

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