リセット~苦しみを伴う恩寵~

おぉ、こんなに長く書いていなかった!何度も書いていますが、今年はコロナ騒動が始まる前に13年続けた養成講座も閉じ、お休み年にする予定でした。ので、ブログも今年はすご〜くのんびり。ただ、フェイスブックはそれなりに投稿しております。

さて、2020年を勝手にリセットの年にしていましたが、蓋を開ければ、私個人だけではなく世界がリセットの年になっているようです。

いろいろなリセットがありますが、本物?のリセットには、それなりの恐れ、または今まで見てこなかった膿やネガティブな出来事が伴うことが多いかもしれません。

現在のコロナ渦も“とにかくお上の言うことを聞いていれば良いんでしょ”という思考停止状態に陥らず、私にとって一番大切なものは何か?、“私はどう生きたいのか?”と真剣に振り返ることができれば、今までの生き方をリセットできるとても良い時期かなと思うのです。

というのも、みんなが今まで通りに生きていない、または生きられない状態のときは、全体のエネルギー自体が不安定であり、ポジティブに言い換えれば、流動性が激しいからです。

ですが、リセット(変化)の過程では、今まで怖くて見てこなかったもの、避けていたことに直面せざるを得ないこともあるかもしれません。

または、自分の人生の土台を一旦ゼロにするとか、逆にコロナ渦によって自分の土台が崩される、言い換えれば人生に“リセットだよ!”とつきつけられることもあるでしょう。自分を今まで支えてきたもの(仕事や人間関係やいろいろ)の崩壊。

人生のリセットと目覚めとは実はよく似ていると思うのは、自我の目覚めも、自我が今まで信じていたことの根本的な崩壊だからです。目覚めるという言葉だけ受け取ると、とても気持ちが良くて、至高体験みたいなことを思い浮かべる人もいるかもしれません。

しかし、実際は非二元のティーチャーのアジャシャンティがよく使う言葉“fierce grace”(凄まじい恩寵、過激な恩寵)を伴うほうが圧倒的に多いでしょう。つまり、相当な心の痛みが伴うということです。

というのも、私たちはそれが好きか嫌いかにかかわらず、同じことの繰り返しということのなかに安心を感じているからです。自分が信じていること、大切にしていることがずっとそこにある、または自分があまり好きじゃないこと、好きじゃない人だけどずっと付き合っていて慣れているという安心感。

なので、それらが奪われ、安全だったものがなくなるというのは、実は私たちにとって非常に恐ろしく、またはトラウマが刺激されたり、ネガティブなストーリーでいっぱいになったり、かなり苦しくなります。

でもこの凄まじい恩寵は、私たちを裸にし、すがるものを取り上げてしまう分、人生に“降参”せざるを得なくなりますよね。(目覚めに向かう、または抗い続けて苦しむ)

さて私の場合、仕事だけではなく、パートナーシップのリセットも始まり、お休み年のはずだったのに人生がドラマチックに動いております(笑)。簡単に書くと、長年ともに暮らしたソウルメイト2と別れることになり、一冊目の本に書いたソウルメイト1が人生に舞い戻ってきたという展開です。

このへんのところは、過激な恩寵という観点からまた本でも書いてみたい。

と言いつつ、私のストリーをちょっと書くと、幼少の頃けっこうなニグレクトを経験してしるため、潜在意識の深いところで「自分は放置されている、誰も助けてくれない、自分は危険だ、攻撃から自分を守ることができない」という深い思い込みがありました。(まだ少しある)

これは、単に思い込みというより、私のコアであり、私の世界観であり、生きるベースでもあったのです。なので、20代の頃はほんとうに生きづらく、でも理由がまったく分からないと思っていました。

ので、ソウルメイトをそんな不幸感や危険から救ってくれる存在とみなし、他の人はどうせ私に興味ないし、本気で私を心配してくれるはずがないと決めつけていたのです。

もちろん、これらの思いは無意識に持っていたもので、意識上に現れてくるのは、“彼は私に興味があるだろう?”、“何を言えば、自分にもっと興味を引いてくれるのだろう?”、“こんなことを言ったら嫌がられないか?”みたいな思いがわんさか。

で、そういった現実を生きて行く。しかし、実際の体験から生まれた思い込みは、私達にとって非常にリアルなため、どうしてもそれが現実だと感じてしまうんですね。

しかし、これはまったくのストーリーであって、そんな現実(誰も私を守ってくれないとか)はどこにも存在していません。にもかかわらず、私たちは潜在意識の中にある思い込み(ストーリー)を無意識に、しかし全力で生きているんですね。

ですが、それらの無意識の思いやストーリーをきちんと出してあげて、見つめ、対話し、癒していくことで、無意識に握りしめていたストーリーは崩壊していきます。

ある意味、真のリセットとは自分のコアになっている信念、アイデンティティの崩壊や手放しかもしれません。自分がなにものか分からなくなるし、生きる意味や生き方も分からなくなるでしょう。魂の闇夜ともいえるでしょう。

でも、そんなとき道しるべにできるのは、やはり私たちの本質の光。どんなに混乱していようと、将来が不安であろうと、または過去からの恐れ、過去への後悔などなどがあろうと、それはすべてストーリーであって、私たちはそこにい続ける必要はまったくない。

私たちの本質はストーリーのない常に静寂な愛。ここに寄り添いながら、自分らしく生きる。そのあとは生命に丸投げ、おまかせしちゃいましょう♪

※一冊目の本のタイトル「「運命の人」と出会うスピリチュアル・レッスン 英国流ソウルメイトの探し方 (大和出版)」

かなり不思議な体験だったと自分では思っています。そして言い訳ですが、タイトルは自分でつけていません(笑)。またこれはスピ系の本で、非二元を知らなかった時期に書いています。