コロナウイルスと心理学

告白すると、4月に入ってから私はとりつかれたように新型コロナウイルスについて調べています。というのも、8割が軽症か無症状のウイルスに対してパニック度がマッチしないなぁと感じ始めたからです。

ちなみに軽症、または無症状とはその人の免疫系が健康に働いているということですね。つまり、健康であれば人間の免疫で十分に対抗できているということです。

しかし、イギリスのジョンソン首相が世紀に一度のチャレンジだと言っていたり、マスコミの騒ぎ方が、感染したら最後、バタッと死ぬぐらいの煽りようなので、えっ、そうなの?と頭に疑問符が飛びすぎ、もともとイギリスの食事療法のカレッジでウイルスについても学んでいたこともあり、好奇心が暴走しております。

ということでもう一度、ウイルスとはなんぞや?という基礎から学びなおし(科学的知識)、マスコミのセンセーショナルな見出しではなく、ほんとうのところどうなの?ということで、各国のデータを見始め、そして国内外の様々な感染専門家のサイトや動画を参考にしたりしていました。(事実確認)

そうやってリサーチしていくうちに、最初の感染発生から数か月も経つと、各国の様々なデータや研究の結果が揃い始め、いくつかのレポートが新型コロナウイルスの致死率は0.1%以下であると発表し始めてきました。

そこで、ウイルス怖いと思っている人たちに少しでも安心してもらいたいなと、最も信頼できるサイトをフェイスブックでシェアをすると、ほっとして喜んでくれる人が多い中、いや絶対もっと危険なウイルスだ!、こんな投稿をするなんて無責任だ!という人も必ずいるんですね。

しかし、ランダムサンプルの調査の結果、致死率は~~であるというような無機質な事実は、あるいみ「あるがまま」なわけです。(データが改ざんされていない限り)

しかしそれでも納得できない、いや違う、自分の考えのほうが正しい、その事実は間違っていると自分なりの証拠や理論を持ち出してきて、論破しようと試みてくる人が後を絶たない。(おそらく、危険度が低いとみんなが知る→みんなが緩む→自分が感染する確率が上がる→自分は死ぬかもというストーリーが走っているのかなと思いますが)

が、実はこれはセッションではいつも起きている出来事なんです。ということで一見話は飛びますが、

例えば、“自分の話なんかつまらない、人は私といても楽しくない”といった悩みの場合、その人にとってはそれは紛れもない事実なので、話が面白い自分になりたいと思っていらっしゃったりするわけです。しかし、そこでその思い自体が思い込みであるという方向に持って行こうとすると(思い込みだよとは決して言いませんが)、過去の経験という証拠や~~さんがこういったとか証拠をたんまり持ち出してきます。

しかし、どうしてほかの人がつまらないって思っているのか分かりますか?と事実を確かめると、“つまらなそうな顔をした”とか、“私が話すと横を向く”とか、事実というより主観的な見方がほとんどです。

それでもなんとか思い込みを紐解いていくと、“私は頭が悪い”→“人よりものを知らない”→“私の話はつまらない”みたいな心の流れがあるわけです。

では、“私には頭が悪い”がほんとうか?というと、これも当然刷り込みなんですね。もちろんご本人は学校の成績が悪かったとか、これまたいろいろ証拠があるのですが、これは“教育刷り込み”で、どこからが頭が悪くて、どこから頭が良くて・・・とじっくり考えれば、頭の良い悪いの定義は、すべて主観にすぎないことが見えてくるはずなんです。

自分は頭が悪いんじゃなかったんだ!というのは、グッドニュースのはずですが、深く刷り込まれた思い込みほど、いや違う!と反発がおき、このセラピストさんは私を理解してくれない~!になりがちです。

なので、刷り込みが強いと感じた場合は、薄皮をめくるようにその人が長年抱いてきた自分像、世界観が崩壊しないようにセッションを勧めていきます。

さて、話を戻して、例えば思っていた以上にウイルスの致死率は低かったという事実は、同じようにグッドニュースなはずであるのに、そこに反発するというのは、同じ心のしくみだなぁと思うのです。

バイロン・ケイティは「事実と言い争えば、必ず負ける」と言っていますが、基本、事実に背を向けると私たちは苦しみます。乱暴に一言で言ってしまえば、心の悩みはすべて思い込みから発しているからです。

でも、誰しもネガティブな思い込みをわざわざ持とうとしたわけではなく、それが事実だと感じるような刷り込みが人生のどこかでされているんですね。

セラピーの世界で使われている言葉として、「感情学習emotional learning」というのがありますが、これは生まれてから6,7歳ぐらいまで私たちは感情をベースにものごとを学んでいくという意味です。

この年までの人間の脳はサバイバルに必要な脳幹と危険を察知するために必要な大脳辺縁系のほうが発達し、理性などを司る大脳皮質はまだそれほど発達していません。

例えば、おもちゃに夢中になって遊んでいたら、不機嫌なお父さんに“いつまで遊んでいるんだ!とっとと片付けろ、うるさい!”と大声で怒鳴られたとします。すると、子どもは怖いという感情とともに“ありのままの自分はダメなんだ、どこか自分は悪いんだ”と学習してしまったりなどです。(人によってそこで持つ思いは様々です)

そしてそれがもし日常化していた場合、その恐れと思いは大脳辺縁系にしっかり回路が出来上がり、本人にとってはありのままの自分はダメというのは、紛れもない事実となっていきます。そして、これはもちろんすべて「無意識下」で起きることです。

もちろんそんな思いを持ち続けることは苦しいので、セッションに来るのですが、でも手放すのも自分の中で反発が起きる(抵抗)・・・・。私自身の中にもいくつものこういった抵抗がありましたし、誰の中にも必ずあるものです。

さて、今回のウイルス騒ぎで思ったことは、マスコミが恐れを煽るたびに、私たちが感情学習をしてしまっているなということです。毎日毎日繰り返される、どんなに危険か、こんな人も死んだ、医療が崩壊するという報道に、怖いという感情とともにそれらの言葉が自分の中に浸透していく。

そして、いつの間にかそれが自分の世界観となり、その世界観に合わないものを逆に脅威とみなしてしまう。なので、グッドニュースであるはずの事実も脅威に感じてしまうんですね。

恐れが大きくなると、それが怒りに代わって他者を攻撃し始める、または自分を守るという閉ざした方向に行き、鬱っぽくなるか。またはその両方。そして、恐れは人を閉じる方向に持って行くため、思考の幅もどんどん狭くなります。

しかし、人間が成長し、前向きに生きるために必要なエネルギーは、恐れではなく、愛ですよね。愛は事実、真実を好み、そして全体を包括し、共感、つながりへと私たちを導いてくれます。

もしあなたが普段からスピリチュアルや非二元の教えに傾倒しているのなら、今こそ愛を選ぶときでしょう。そして、自分は恐れよりも愛ベースで生活している感じたら、その安定した自分のエネルギーで周囲に広げてみませんか?

ほんとの強さは恐れではなく、愛から生まれる♪

 

※感情学習しちゃっていると感じたら、テレビを切る、丁寧な深呼吸(深呼吸をバカにしてはいけません)をする、心が安らぐ音楽を聴いて口ずさむ、自然の中で心を休める、または自分が楽しいと感じることをやるなどお勧めです。

※EFTなどで大脳辺縁系に幼少の頃から出来上がった回路は解除することができます。

 

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