脳至上主義を超えて♪ 

イギリスのハリー王子が、最近デイリー・テレグラフ紙に母であるダイアナ妃が亡くなったとき、すべての感情を消してしまったと語っています。そのため、その後20年間とても苦しんだそうですが、2年ほど前からカウンセリングを受けることで、ようやく苦しみから抜け出してきたとのことです。

また、近いうちに「All THE RAGE」という映画が上映されます。これは、抑圧された感情が体にどんな影響があるのか、腰痛治療で有名なサーノ博士を中心としたドキュメンタリーです。

さて、心の問題に戻ると、鬱をはじめ、多くの心の病と言われるものが、きちんと表に出されない感情や認知の歪み(ネガティブなビリーフやセルフイメージなど)にあることは、セラピーの世界では周知の通りです。

ですが、たとえばある公共の医療団体のサイトには、うつ病に対して下記のようにあります。

うつ病など気分障害は近年患者数が増加しており、自殺の主要原因となるなど、その社会負担は重い。病態が未だ不明で客観的診断法もなく、治療法も十分ではない。本プロジェクトでは、脳の異常部位の同定およびそれに基づく客観的診断法の開発を行うとともに、うつ病動物モデル系や神経—グリア相関、特にオリゴデンドロサイトなど脳細胞レベルのモデル系の解析を通してより副作用の少ない治療法の開発を目指す。

つまり、鬱など心の病は、脳の中に答えがあるはずだということです。

自我の世界観は基本的に物質主義ですね。自分(体)がいて、他の人(体)がいて、それらは分離していて、その体に個別の意識がそれぞれついている。そして、その意識は脳が生み出している・・・という世界観です。

ですが、科学では脳が意識や感情、思いを生み出しているということは、まったく証明されていないんですね。

この脳と意識の関係はハードプロブレムと呼ばれ、多くの科学者たちを悩ませているわけです。脳のある部分が感情と深い関係があることは認められていても、実際に感情を生み出しているのかどうかは分からないんです。

ところが、もう十年以上前から量子学の分野やブルース・リプトン博士のような先駆的な多くの科学者から、もしかすると、脳は受信機のような役割をしているのではないか?という実験結果が出されています。

これは実は、空(=純粋意識)が本質であるという非二元とも非常にマッチするんですね。また、ユングの集合意識という考えにもぴったんこです。そして、セラピーの現場ともすご~く合います。

つまり、意識(量子フィールド=純粋意識)が先にすでにあり、体が後なのではないか?

物質によって世界が構成されているのではなく、純粋意識といったものが存在の根本なのではないか?という考えです。

例えば、「量子論の父」と呼ばれる、ノーベル賞物理学者のマックス・プランクも下記のように言っています。

“素粒子を振動させ、この最も微小な素粒子で太陽系を成り立たせているフォースから、すべての物質は誕生し、存在している。 このフォースの背景に、ある知性的なマインドの存在があると推測しないわけにはいかない。このマインドこそがすべてのものをつなぐマトリックスなのである。” 

彼が言っている「マインド=マトリックス」とは、非二元の言葉では、気づいている意識、純粋意識、全体、空・・・etcです。

で、ここにあらゆる感情、思い、記憶が蓄積されていて(脳ではなく)、脳はその情報を受信しているレシーバーだということです。

エックハルト・トーレのいう人類のペインボディやユングの集合意識のように、人類の記憶、感情、思いなどが情報として貯蓄されている。そしてまた、個人のローカルフィールドというものがあり、そこにその人固有の記憶、感情、思いなどが保存されていて、脳はそこへアクセスしたり、受信したりしている・・・ということです。(そして、実は脳だけではなく、心臓も by Heartmath Institute)

これは、私が普段使っているEFTやマトリックス・リインプリンティングのベースとなっている考えですが、とりあえず効果が非常に高いんです。

やはり真実をベースにしたものは、自然の法則に沿っているから効果がでるのではないか?とざっくり思っていたりします。

つまり、正常な脳が正常な感情を生み出す~のではなくて、正常な心の状態が正常な脳の機能を促すという逆転の発想でないと、鬱にしろ、そのメカニズムは解明されないのでは?と思うのです。

では、正常な心の状態とはどういうことなのでしょう?

反対に正常ではない心の状態から考えてみると、たとえば、悲しいなら悲しいと、きちんと悲しみが表に出されずに押さえつけられてしまったり、仕事上のことで実はものすごく焦っているにもかかわらず、まったく気づかずに放置され、焦りの緊張がずっと続いたり。

または、ありのままの自分(=自然体の自分)をダメな私、弱い私、できない私などなどと否定したり、またはトラウマ時に起きるように感情をフリーズさせたりした状態が続いているということです。

アメリカでは、過去に17,000人を対象に心の状態と身体の症状の関係をリサーチした研究があり、広く知られています。(Adverse Childhood Experiencesで検索すると見つかります)

実際この業界にいて、複雑に抑圧された感情や思いを解放していくことで、様々な体の症状や心の問題が解消されていくのを山ほど見てきました。

このように、心の病を物質主義的な観点ではなく、意識というフィールドの観点から見ると、私たちが注目しなければいけないのは、脳よりも心の状態だと思うのです。

宣伝になってしまいますが、OAD(オープン・アウェアネス・ダイアローグ)では、まさにこれをやっているんですね。

現在の心の状態を探り、心のなかにある抑圧や否定などを解除していくのです。すると、そこに再び生命のエネルギーが流れだし、健康な感覚、正常に戻った感覚、生きる感覚が蘇ってくるのです。

そもそも私たちは、本来その生命エネルギーそのものだから、現在どれだけ心がどんよりしていたとしても、すべての人がそこに帰れるはずですね♪

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日程:2017年6月24日(土)
時間:10時~16時30分
場所:函館市亀田福祉センター
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