心理学を勉強しても人の心は分からない?

なんだかとっても久しぶりな感じがします♪ 二週間のカウンセラー養成講座が無事終わりました。素晴らしい自然と、イギリスでは珍しいことにとってもおいしい食事に恵まれ(笑)、濃いコースになったのではと思っております。

で、そんな続きで、私が常々思うことをツラツラと・・・・。

私が個人セッションを始めたとき、学んだ心理学がまったくといって良いほど使えなかったことから、私のカウンセラー&セラピストとしてのジャーニーも始まりました。

とりあえず始めに書いておくと、私は心理学を否定しているのではありません。それなりの知識はあったほうがもちろん良いと思っています。ただ、学んだ知識は現場では使えなかったんです。

フロイトやユングなどの大御所からロジャースやゲシュタルトなどなどを、カウンセラーの資格を取るために、私はイギリスにあるサイコセラピーのカレッジで学びました。本もたくさん読んだし、論文もたくさん書きました。

しかし、それらの学んだ知識は、例えば親を立て続けになくして、うつ状態になっている人、レイプに遭い、裁判でまた心が傷ついてしまった人、事故で足を悪くし、仕事を失い、生きる希望を見失った人などなど、目の前にいる生身の人間、ユニークな歴史と複雑な思いや感情の層がある人間を前に、ほとんど無効だったのです。

今、振り返ればそりゃそうだと思います。なぜなら、心理学は学問ですが、人の心は「生きている」からです。

雪の結晶が一つ一つ違うように、人の心のパターンや思いや感情のありようも実にさまざまです。そしてまた、万華鏡のように複雑な模様を作りながら、変化している「生き物」なんですね。

一方、心理学はある人の観察が理論としてまとめられたもので、ひとたび学問として認められると、同じ理論がただただそのまま踏襲されていきます。

学問も本来なら、フィールドからの情報を得て、変化、進化していくものでしょう。ここでいう心理学のフィールドとは、実際の人の心です。

そして、私たちにとって一番近いフィールドは自分の心のなかですね。ですので私に言わせれば、心理学者こそ、人一倍自分の心のなかを知っていて良いはずなのです。ところが、“自分の心を深く見つめています”という心理学者には、とりあえず今のところ会ったことがありません。

まぁそんな調子ですから、心理学者だけではなく、多くの人も自分の心がほんとうはどうなっているのか分かっていないんですね。

私ももちろん例外ではなく、見えていないことも見えておらず、ある程度は分かっているさぐらいに思っていたのです。

しかし、カウンセラー開店休業状態が3年ほど続き、時間がたっぷりあったおかげで、自分の心を見ていく作業にじっくり取り組むことができました。で、このときに参考にした本は、心理学の本ではなく、ひどい苦しみから抜け出し、大きな気づきと成長を遂げて、現在はセラピストとして活躍している人たちの本でした。

また、奇跡のコースやエックハルト・トールなど悟り系の本も自我の特質を知るのに本当に役立ちました。

それらの本を手がかりに自分の心を見つめ、見事にな~~んにも見えていなかったことに心底驚き、よく今まで生きてきたものだとさえ思えました。と、同時に変化していく自分に喜びを感じていたのです。

特にグルジェフの「ほとんどの人は眠ったままの機械である」という言葉から、自分の潜在意識を探る作業をコツコツ手探りで始めたことは、今でも大きな財産です。

ということで、心のしくみや苦しみからの解放を学ぶのに一番役に立っているのが、成果を出している現場のセラピストやカウンセラーの発見と情報交換です。特に自己の癒しもちゃんとしている人のケースはほんとうに役立ちます。

ある意味、繁盛するお店を経営したいのなら、経済学者にアドバイスを求めるより、成功している経営者に聞いたほうが役立つというのと同じです。

あっ、セラピストとして儲けたいのならという話をしているのではありませんので、お間違いなく。セッションで成果を出したいのならという意味です。

話を戻して、日本ではまだセラピーが自己啓発のツールのように思われていたり、スピリチュアルと同じカテゴリーに入れられたり、欧米ほどポジションが確立していないだけに、現場の情報というのも見えにくいなぁと感じています。

なので、なかなかイギリスを離れられない・・・。

話がツラツラし過ぎていますが、私が言いたいことは、

心理学をベースに自分の心の状態を探るのではなく、自分の心をきちんと探って、それが心理学と合っていなかったら、学問のほうを捨てたほうが良いということです。

癒しは、現場主義が一番!

そうそう、この流れである動画を見つけました。心の中をしっかり探ることなく、出来上がってきた現在の精神医療。良かったらご覧ください。

ということで、昨年の冬ぐらいから非二元の話もそれなりにし始めましたが、私のパッションは、やはり「癒し」にあり、心を見つめていくことの大切さをいつまでも強調していきたいのです。

人を癒すということは、決して簡単なことではないなぁといつもつくづく感じています。自分自身を癒すだけでも難しいわけですから、ある意味当然でしょう。

しかし、深く見えていけば行くほど、いつも最後には誰の心にも愛があります。ほんとうに。なぐさめでもなんでもなく。どんなに分厚いネガティブな感情の層でも一番下には、必ず愛があるんです。

だから、どんな状況下の人でも、誰もが癒される可能性を必ず持っているんですね♪

 

☆次回からは、もっと更新アップして、通常の内容で行きます!

心理学を勉強しても人の心は分からない?」への8件のフィードバック

  1. あゆかさん、こんにちは。

    私はフラワーエッセンスを学んでいますが、自分を見つめ癒すことにおいて、エックハルト・トールの本などは大変役に立っています。と同時に、他の非二元の本を読んでいると、心を見つめたり癒すことなんて全く意味がないんじゃないだろうか、って疑問も沸いてきたりもします(笑)

    そのはざまを行ったり来たりですが、あゆかさんの記事を読んでいると、どちらもアリなのかな、あゆかさんのいわれる「パッション」に従ってやっていけばいいのかなと、少し気持ちがスッキリ^^

    ですので、今後もブログ楽しみにしていますね。
    いつもありがとうございます♪

    • 山本様☆

      嬉しいコメントをありがとうございます!

      私がセラピーおたくということもありますが、非二元の真理が見えてくるほど、癒しをしてきて良かったなとつくづく思います。

      今後もぜひ当ブログをお読みくださいませ♪

  2. こんばんは。
    先日ハートサークルのセミナーに参加させていただきました。潜在意識がどんなにどんなにわたしの感情や行動に影響を与えてるか、とってもわかりやすく教えていただきました。
    わたしの潜在意識になにがあるんだろう・・・もっとちゃんと知りたいなあと強く思いました。
    またお邪魔しようと思います。

    • R.Nさん☆

      ハートサークルのセミナーにご参加頂きましてありがとうございます!ぜひ、自分の深いところにどんな思いや感情があるのか、探ってみてくださいね♪ ほんと楽になりますよ~。

  3. あゆかさん、
    私は怒りでからだが軋む痛さがあります。
    何度かセラピーしても、死にたい気持ちがなくなりません。
    ちゃんといきたいけど、
    思うように生きれないから消えてしまいたい気持ちです。
    この間、
    セラピーで4回くらい両親との関係についてしてもらい。
    終わった後に、
    それでも、気持ちが苦しい、消えたい気持ちがある。と正直に伝えたところ。

    あなたは両親から生きるチャンスをもらったんですよ。
    またに戻るんですね。
    と言われました、
    その言葉にとても悔しかったです。
    もちろん、ちゃんと生きたいです。
    でも気持ちがどうしても苦しかったりします。
    セラピーは自然に、生きていたい気持ちに持っていける癒しのものだと思っていましたが、
    やはり、自力で消えたい気持ちがあっても、無理やりでも納得いかなくても変えようと思わないと効果がないのでしょうか。
    私はセラピーに対しての心構えが間違っていたのでしょうか。

    • UKさん、こんにちは☆

      う~~ん、自分のセラピーがクライアントさんに効果をなしていないと、まるでクライアントさんの見方がいけない、努力が足りないからだ・・・・というような言い方をしてしまうセラピストさんもそれなりにいるんですね。

      クライアントさんが、結局自分が悪いと言われているように聞こえてしまうというか。正直言って、それはセラピストの力量不足です。

      じゃぁ、私がうまくやれるのか?と聞かれたら、それはお会いしてみませんとまったく分かりませんが、大切なのは、苦しい原因をもっとちゃんと見ていくことかと思います。明らかに探り切れていません。

      親への怒りというテーマは、人生においてエピソードも多く、現在も続いていたりすると、それなりに時間はかかります。たぶん、一年以上は軽くかかります。でも、おっしゃる通り、重なった感情の抑圧や思いがほどけていくうちに、自然と生きる気持ちが湧いてくるものです。

      そして、たとえ1、2年かかったとしても、その後にまったく違う地平線が見えていたら、これは大きなことです。

      ただ、時間はかかるといっても、受ける度に何らかの効果、または気づきがあるセッションであることが大切ですね。

      • あゆかさん、ありがとうございます。
        セラピーのセッションで
        こんなことしてどんな風な感じで効果があるのか
        と思うことがあり、
        尋ねてみたら、
        なんの効果があるのかは
        わからなくてもいいし、
        考えなくていいし、
        ただ感じる(?)と言われました。

        地道にやってくしかないですね。

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