自分が知らない自分の領域

何度も言いますが、日本のサービスは素晴らしいです♪ 言葉が丁寧、仕事も手早い、自分の落ち度ではないのに謝る、折り返し電話がほんとうにかかってくる、配達日時にちゃんと来る・・・、どれだけ自分たちがすごいかが、まるで気がついていないところが健気だなぁと思います。でも、もう少しリラックスしても良いかも~。

さて、今回もコメントにお返事をさせて頂きます。

あゆかさん、こんにちは。私は人と一緒に居るより、独りで居る時のほうが「リアル」である、と感じられます。<省略>誰かと一緒に居ると、自分に気がまわらなくて感動することも少なく、感動的な映画を見ても、独りなら絶対に泣くようなストーリーなのに、誰かと一緒だと泣くまで感情が盛り上がりません。冷めているのか、自分の感情の昂ぶりに気付ける余裕がないのか。好きな人と一緒に居ても、楽しみを共有できてるんだか出来てないんだか、実感がわきません。無邪気にデートを楽しんだりロマンティックな気分に浸った記憶がほとんどありません。もっと人と一緒にいながら「リアル」を感じたいです。これは単なる慣れの問題でしょうか。人付き合いや好きな人と一緒に過ごすのを増やせば「リアル」を感じられるようになりますか?

一応念のため、一人でいるときのほうが感情が感じやすく、他の人といるときは、そうでもないというのはとても普通だと思います。部屋で自分一人でいるときと同じレベルで、他の場所でもリラックスしている・・・という人は、あまりいないでしょう。私も他の人と一緒だと悲劇の映画を観ても、一人でいるときほど涙が出てこないです。たぶん照れくさいからだと思います。

ただその反対もあり、家で一人で面白いことを見つけても、椅子から転げ落ちて大笑いすることはできないのですが、友達と一緒にいるとそれぐらい笑えたりします。相乗効果があるのかもしれません。何が言いたいかというと、一人でいるときと人と一緒にいるときとで、違ってても良いんじゃないかということです。

しかし、恐らくコメントを下さった方は、「リアル」という言葉を繰り返しておられるように、こういったレベルではなく何かもっと大きな違いを感じていらっしゃるのかもしれませんね。直接ご質問にお答えすることはできませんが、自分で自分の行動に理由が分からないときは、いつも「潜在意識」が鍵を握っています。

つまり、潜在意識が一人でいるときと、他の人と一緒にいるときとでは、違うことを思っているので、違う状態が起きるということです。潜在意識は、人の意識の95~6%占めるというのに、ほとんどの人にとってノーマークな領域です。なぜなら、まったく意識にないからです。自分がそんなことを思っているということすら、まったく自覚がないものです。

しかし、顕在意識上に出てくる思いや行動は、ほとんど潜在意識にある思いから発生しています。

例えば、「世の中は恐いところだ」「私は無力だ」という思いが潜在意識にあったとします。

すると、

「突然人が襲ってくることもある」「自分の身を守らねば」という思いも生まれます。

「でも、私には自分を守る力がない」「世の中は恐いところだから、助けてくれる人もいない」

と、この辺まですべて潜在意識です。そして、

「バックを取られない位置に持とう」「あの道は避けよう」(緊張、不安)この辺から、うっすら顕在意識にのぼってきます。

通り魔殺人のニュースを聞くと、「世の中は恐いところだ」という思いを刺激し、不安が強まり、また、「ほら、やっぱり世の中は恐いところだ」と自分の信念を強めます。

潜在意識は、物事を一般化してしまう傾向があるため、いつの間にかいつも緊張と不安がある状態になり、自分にとってはそれが普通な状態になってしまいます。すると、特になにかあるわけでもないのに、生き辛い、生きている気がしない、いつもローな感じだ、なぜ自分がいつも生きている感じが薄いのか・・・などと悩み始めたりします。

すると、思考はあれこれ提案をしてきます。「海外に住んでみたらどうだろうか」「ずっと同じ仕事をしているからかもしれない、新しい仕事をしてみたらどうか」などなど。決して、潜在意識を見てみよう(自分を見つめてみよう)とは思わないんですね。

コメントの方に話を戻すと、潜在意識が人と「一緒にいるときに自分を出しすぎると良くない」と言っているかもしれないし、「人前で感情的にオープンになると危険だ」とか言っているかもしれません。直接ご本人に問いかけをさせていただかないと分かりませんが、何かしらの思いが、一人でいるときと、他の人といるときとの違いを作っているんですね。

フロイトが潜在意識の存在を発見したことは有名ですが、権威ある精神科医や心理学者さんの話、または心理カウンセラーさんの話を聞いていても、潜在意識がほぼノーマークになっている印象を受けます。つまり、クライアントさんが話す言葉から始まり、話す言葉で終わりというか。一方潜在意識は、体から探って行きますので、セラピーツールがどうしても必要になりますね。(フォーカシング、EFT、マトリックス・リインプリンティングなど)

一般的に、原因よりも症状をどうにかしよう・・という傾向は強いでしょう。例えば、空虚感であれば、直接空虚感を癒そうとするんですね。その方法が、仕事をたくさんして紛らわすことかもしれないし、人によってはセラピーで癒そうとするかもしれません。

しかし、大切なことは、空虚感が出てくる「原因」を癒すことです。当たり前のことを書いているように聞こえるかもしれませんが、「あのセラピーを使ったけど、空虚感がまだある、あのセラピーは効かない」という声をそれなりに聞きます。それは、セラピーが効いていないのではなく、原因にヒットしていないんですね。

しかし、この症状だけをいじるという傾向は、医療の現場でも同じですね。癌の症状を治療する薬の開発には、膨大なお金がかけられますが、癌の原因(精神的なもの)を探る研究はあまりされていないでしょう。

犯罪者の心理に関しても、心理学者の分析と推測ばかりで、当の本人の潜在意識はノーマークです。また対処法としては、罰して牢にぶち込む・・・ですね。幸せな人は犯罪を犯しませんので、犯罪者の心の闇をつくった原因をきちんと癒す必要があると思うのです。

話がずれまくりました。が、このまま行きます。ここから非二元のお話です。自分を見つめたからといって悟れるという話では、まったくありませんし、別に悟りたいわけじゃないという方も多いでしょう。

しかし、「思い」に囚われていればいるほど、自分の思いという小さな部屋の囚人になってしまいます。特に潜在意識の場合、自分がその思いに囚われていることにすら気がつきません。また、それらの思いは感情とともに体にあり、とくにネガティブな思いや感情は重いため、自分の体が固体として、ものすごく分離して感じられてしまいます。(このへんは、またいつか詳しく書きます)

潜在意識にあるすべての思いに気づけ、という話でもありませんし、ちょっと分かりにくかったかもしれません。が、いずれにせよ自分の人生や行動を大きく支配している思いには気がついて、軽やかに生きていけると良いですね♪

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大阪「あゆかの部屋」明日お会いするのを楽しみにしています!

「悟りについて語ろう」(キャンセル待ち募集中)

自分が知らない自分の領域」への7件のフィードバック

  1. あゆかさん、コメントの質問を取り上げて下さってありがとうございます!(^-^)

    潜在意識と普段取る行動は見事に繋がってるんですね。
    「どうして独りで居る時と誰かと一緒の時の私は違うのか?」を、潜在意識レベルで考えたことはなかったです。
    この機会にしっかり探っていくことにします。
    あゆかさんのブログは実例付きで、本当にわかりやすく実践的だと感じています。
    これからも楽しみにしています(*^^*)

  2. あゆかさん、先日大阪あゆかの部屋に参加させて頂きました

    実は、数年前のマトリックスの講習のときはあゆかさんをとても冷たい人のように感じていました。
    自分さえよければそれでいい。というようなタイプの人に見えていましたが、今回はまったく違って とても暖かく、一人一人としっかり向き合ってくださる方のような印象を受けました。
    自分がすごく変わったんだなぁと実感しました。

    それと、悟りのお話はあまり関心がなかったのですが、いざ聞いてみるとすごくシンプルで身近で驚きました。
    いつも頭の中で考え事したり、歌を歌ったりしてるときに、歌っているのは私だけど、それを聞いてるのは誰なんだ?という疑問があったのでなるほどと思いました。
    ブログでも同じ話をしてくださっていても生で聞くとぜんぜん違いますね!すっと入ってきます、参加して良かったです。

    個人的な希望ですが、今回参加者の皆さんからの質問がすごーくおもしろくてさらに理解が深まりました。ですので、次回のインテグレット心理学の講習など、大阪での開催も選択肢に入れてもらえると嬉しいです! 
    それでは、残りの日本での滞在も楽しんでください ありがとうございました

    • まこさん、こんにちは!

      わぁ、そんな印象だったにもかかわらず、またご参加いただき大変ありがとうございました。とても嬉しく思います。

      >いつも頭の中で考え事したり、歌を歌ったりしてるときに、歌っているのは私だけど、それを聞いてるのは誰なんだ?

      こういうことは、あまりに当たり前すぎて疑問を持たない人も多いのですが、なかなか鋭いと思います。

      インテグレット心理学の大阪開催は、日程的に難しいんです。ウェビナー開催もだいぶ模索したのですが、人数が多いと技術的にまだ難しく・・・。いずれにせよ、また大阪でもお会いできましたら幸いです♪

  3. あゆかさん
    昨日の「悟りについて語ろう」に参加してものです。
    自分の生き方を模索していたときにあゆかさんの本に出会い、
    いつもあゆかさんの本やブログからよりよく生きるヒントをいただいていたので、
    対面でお話ししたわけではないですが、お会いできてうれしかったです。

    「悟りについて語ろう」でやったワークは、私の場合驚くほど簡単に感覚をつかむことができたようで、むしろ「えっ、悟りって、非二元って、こんなに簡単なの…!?」と拍子抜けしてしまったぐらいでした。確かにあゆかさんの言うとおり、面白い話ではないのかもしれません。
    でも、私が小さなことから感じていたこの「わたし」をほかの人も持っている、と考えると一人ではない気がしてなんだかとてもうれしい気持ちになりました。
    ほかの人が私に対して攻撃的な態度をとっても、それはそれの人の感情や思考がそうさせてしまっているだけで、その人自身ではないのだ、ということも体験レベルで理解できた気がします。
    それと、自分の嫌いだった部分(みえっぱり・プライドが高い・傲慢)な一面も、
    偶然自分が体験しているものにすぎなくて、わたし自身ではなくて、だからこそ、
    そんな性質をもっている自分もかわいい、と思えるようになりました。

    とにかく、ここでは書ききれないほど学びがありました。
    きっと昨日のセミナーをきっかけにして、これからどんどんいろいろなことに気付けるようになるのだと思います。参加してよかったです。
    あゆかさんがまた東京にいらっしゃるのを楽しみにしています。

  4. あゆかさん、こんにちは。
    先日「悟りについて」に参加させていただきました。
    すごく腑に落ちました。
    あゆかさんが仰る通り、「な~んだ、それだけ?」ですが、それを感じられたことはすごく大きなことです。
    自分の体験を深めていきます。
    なんとなくわかりかけていたことを信頼できそうです。
    ありがとうございました。

  5. あゆかさん、『大阪あゆかの部屋』に参加させて頂いて、もう一週間が過ぎました。

    あの時、パスして頂いた【真我】の在りかに繋がる心地よさに浸っています。

    余りにも身近過ぎて、これが真我だったとは!!

    愛の深さに熱いものが、深く深く胸の深い部分から込み上げて来ながら…半面、呆気に取られているような…そして、笑い出してしまいそうな…もう、あの瞬間は暫し思考が停止し、言葉が消え去りました。

    悟りについてのお話を特に楽しみに参加していましたが、想像以上の内容で、予想を遥かに越えた経験が出来て、もう感動でいっぱいです。

    あゆかさんが、「悟りの話をいつまでもしていたい。」とおっしゃられたように、私達ももっともっと聞きたかったです。

    また大阪で、悟りのお話をたくさん聞かせて頂けたらと思います。

    本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

    心から感謝申し上げます。

  6. あゆかさんこんにちは。
    「自分独りだとリアルで他人と過ごすのはリアルじゃない」とコメントさせていただいたものです。コメントに応えていただいてありがとうございました(^^)

    あれからあゆかさんのお返事や他の記事を拝見しながら、私なりにコアビリーフを探ってみました。

    私はもともと独りでも平気で淡々と過ごす方なのですが、身体の感覚を感じて感情を解放するワークをやりはじめてひと月程で独りより誰かと過ごす方が楽しくなってきました。
    でもその分、独りになった時の寂しさが半端なく辛いものになってきました。傷を覆っていたものが無くなってズキズキ疼く、あの感覚です。

    あまりの辛さに我慢できなくなり、友達と楽しく過ごしたあとの独りの部屋で「なぜこんなに寂しいんだろう?」って胸がズキズキ痛む感覚をしっかり感じながら、自分に問いかけてみました。

    すると小さい時からずっと独りで寂しさを抱え込んでる自分に気がつきました。私を振り返るとき、なぜかいつも独りで不安で寂しがってるシーンが浮かぶばかりで、家族と一緒に過ごしたり、友達とワイワイはしゃいだり、誰かと楽しく過ごしているシーンが全く出てこないんです!これはさすがにおかしいって、気付きました。

    原因となるようなもので思い当たるのは、小さい頃、両親が身体が弱くて遠い土地の親戚の家に長く預けられたり、抱っこや遊ぶのをせがんだりできなかったことです。それ以来、いつも誰かに遠慮してきた気がします。

    この記憶から「いつも独りで寂しい私」(「人に遠慮してしまう私」)が自己イメージになっていて、人と楽しく過ごすことに違和感があるんだろうか(←リアルじゃない理由)…って腑に落ちたような気がしました。

    (あともう少し深くツッコミできるもんでしょうか?今の時点でもかなりスッキリした気分ですけど)

    これからは、独りで寂しい私の再生は止めることにしました。
    ただ、今までの自己イメージに慣れ親しんだぶん、すぐには変えられないですよね。ふとした瞬間に寂しい私が再生されています。

    でも「人と過ごすのがリアルじゃない」理由の一つに気付けたから、つぎは昔の記憶の中から両親家族、友達や彼氏と楽しく過ごしたものを引っ張り出しながら(笑)徐々に自己イメージを「人と楽しく過ごしてる幸せな私」にしていきたいと思っています。

    あゆかさんありがとうございました(^^)
    これからもワーク続けていきます!

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