真実は、すべてはジョーク?

カウンセリングコースが、ロンドンか東京かということで、ご意見などいろいろ頂き、大変ありがとうございます! ぜひ参考にさせて頂きます。コース生の方々も、生の声をお聞かせくださり、本当にありがとうございました! 人それぞれが、違う事情、違うストーリーを持ってコースに参加してくださり、心から頭が下がる思いです。

さて、今回は、また「目覚め」(悟り、覚醒)に関して書きたいと思います。

「運命の人と出会うスピリチュアル・レッスン」にも書きましたように、「私はもしかして魂の存在で、肉体は仮の姿なのか?」というところから私の旅は始まりました。そして、今は、「真の私は肉体でも、魂でもなくて、それらを見ている意識だったのだ。」という体験にたどり着いのたです。

「私(または私の魂)が成長を目指して、頑張って歩んでいる、という私という「個」としての自分がいる」という分離の夢から覚めたら、当然「わたし」はいなくなっていました。旅の終わりに、自分がいなくなっているとは、まったく予想もしていませんでした(笑)。

「目覚め」に関して、混乱しがちな点は、「“私”が目覚める」、「もし、“私”が目覚めたら、“私の”人生はどうなるのか」など、「わたし」を前提で、目覚めを考えてしまうことです。

でも、目覚めとは「わたしがいなくなる」ことですから、当然、「わたしの人生」、「わたしの体」、「わたしの夢」、「わたしの~~」すべてがなくなります。そこに見えてくる風景は、すべてが現われ、消えていき、そしてすべてがそれで完璧で愛である状態です。

これは、「わたしは、宇宙との一体感を経験した」という類のいわゆる至高体験とも違います。至高体験自体は、貴重な体験であることには間違いありません。ただ、「わたし」がいるので、目覚めの体験とは違うでしょう。

「わたし」がいる限り、「わたし以外のもの」が存在します。つまり、分離感覚です。そして、分離感覚がある限り、必ず不安があります。これが、スピリチュアル心理学を受けてくださった方はご存知のように、人間心理の根本的な恐れの始まりです。

おっと、今日はそういう話がしたいわけではなく、

ある日、電車のなかで「どうして、~~さんの本のほうが、わたしの本よりあんなに売れるのだろう?わたしの本のほうがずっと良いのに」(←恥ずかしいけど、正直な思い)と考えていました。もちろん、エゴだということは分かっていましたが、それでも、そういう思考が沸いてくるのは、仕方がありません。

ただ、この日は次の思考も沸いてきたのです。

「溝口あゆかって誰?」

今まで何度も考えたことですが、この日は、この思いがまっすぐに問いかけてきました。そうすると、まず、わたしがうんうん考えているイメージが浮かび、そして「日本人」、「女性」、「カウンセラー」、「○年○月○日に~~という両親より生まれた」、などなど、わたしに関するレッテルが次々に現れてきました。

ところが、そのすべてのレッテルがとてもはかないもので、決して永遠には存在しないもの、という感覚も強く現れたのです。そして、そのレッテルがすべてなくなることをイメージすると、そこには誰もいなくなり、「それを見ているわたし」(観察する意識)だけが残りました。

で、その状態で、「溝口あゆかは、~~さんより、自分の本が売れて欲しいと思っている」と言ってみると、笑いと涙(笑い涙)がどっと溢れ、とまらなくなりました。

もう、ジョーク以外のなんでもない!と思ったのです。なんでその必要があるの?なんのため?そして、一体誰がそんなこと気にするの?

エゴ(わたしという意識、思考)は、生き残ることがとても大切です。ですから、自分が誰かより劣っているというのは、非常にまずいことです。なんとかして、自分より上の人に追いつき、できれば、追い越すほうがエゴには都合が良いんです。

または、「わたしはみんなから理解されているか」、「わたしは、みんなから受け入れられているか」ということも、非常に大切ですね。

で、普通どうするかというと、「理解されるわたし」、「受け入れられるわたし」、「優れたわたし」になることを目指して、困難な旅を始めるわけです。ものすごいエネルギーと感情、思考をここに費やします。そして、もしそれを達成したとしても、今度はその私をキープするのに、またものすごいエネルギーと感情、思考を使います。これは、重くて、大変な生き方ですね。

何を隠そう、「わたしは理解されない」という強くて頑固なコア・ビリーフを抱えていました(今も少しある)。すべてのコア・ビリーフがそうであるように、潜在意識の深いところにあり、まったく気がついていませんでした。意識上では、「理解しあえる友達がいて、わたしってラッキー」とのんきに思っていたぐらいです。

ところが、仕事、お金というテーマでワークを続けるうちに、このコア・ビリーフが何度も現われ、しかも、重たい感情も底なしに出てくるのです。それでも、根気よくセラピーを使ったり、またはただ感じ切ったりなどでワークし続けていきました。

底なしだと思っていた感情は、重ねてワークをするうちに、さすがにリラックスしていき、「理解されたほうが、嬉しいけどさ、まぁ、どっちでもいいんじゃない~」ぐらいになっていきました。ワークを始めた頃は、「理解されない」という潜在意識の声が出てきたとたんに嗚咽状態でしたが。

そして、電車のなかで今度は、「溝口あゆかは、みんなに理解されたい」とも言ってみると、やっぱり笑いと涙がこみ上げてきました。なんで? あぁ、バカバカしい、ハッハッハ! という感じです。電車の中でなければ、ひっくり返って笑っていたかもしれません。

このとき、エゴ(わたしという意識)はどこかに吹っ飛んでいた気がします。電車から降りて歩いていくうちに、エゴちゃんがしっかり戻ってきました。そして、探ってみると、やっぱりまだ「理解されない」という思いもうっすら感じられました。

でも、それでもぜんぜん良いんですね。何度も書いていますが、打倒ネガティブ!を目指しているのではありません。

ちょっと、あるネガティブな思いが手放せない自分をイメージしてみてください。そして、その自分と対話をしてみましょう。感情がいっぱい出てきたら、EFTなどを使ってみましょう。感情がすっかり解放され、にこやかな自分にイメージが変われば、それはそれで大変グッドです。

でも、まだその思いにしがみついている自分がいたら、その自分に向かって「ありがとう、愛しています」と声をかけてあげてみたらいかがでしょうか?そういう思いを握っている自分を受け入れてあげてしまうのです。

わたしは、自己愛を提唱していますが、「自分を愛さなければいけない」わけでは、もちろんありません。人間として生きていく上では、自己愛が高いほうがうんと楽しくて、楽チンです。

ただ、「目覚めの意識、空、知的エネルギー、神」である真の私たちの視点に立てば、自己嫌悪の沼に落ち込んでいようが、自己愛に満ちてルンルン生きていようが、どっちでも良いんです。どっちもOKで完璧です。

真のあなた(わたし)は、こういったことにまったく影響を受けず、まるまる大丈夫です!

真実は、すべてはジョーク?」への11件のフィードバック

  1. 本当に、いつもいつも素敵な体験をシェアして下さってありがとうございます!
    エゴにしてみれば打ちのめされる位辛い思いだったのに、まさか涙が出るほど笑われるなんて驚きだったでしょうね(笑)
    あゆかさんのブログや本のお陰で、自分の状況や行動は全く何も変わっていなくても、日に日に心がホッと出来るようになってきています。この感覚、とっても幸せですね!ありがとうございます☆

  2. 一人でいて、何も大きな事がおきないと自己愛らしきものが、増えてきている感じがして、とても楽しいのですが、他者が絡むと、一気に落ち込んだりしてしまうので、私ってまだまだ・・・と思っていました。
    笑い飛ばせるほど、動じなくなりたい。
    私は、彼の心無い言葉にいつも傷つきます。彼に言っても無駄です。かといって、楽しい面もあるので、
    離れられません。近々一緒に住む予定ですが、セッションを受けて彼への怒りに気づいてしまって、嫌いになりかけてしまっています。でも、同棲の予定は、変えたくないきもちもあり、一体私はどうしたいのだろうと自分でもわからなくなっています。
    なんで、わざわざムカツク人と、結婚もできるかわからないのに一緒にすまなきゃいけないんだろう。
    じゃあ、住まなければ?となると、未来を取られた感じと、やっと一緒に住めるのに、やめちゃうの?という思いが、交互に・・・。
    それに、結婚制度なんてあるから、余計盛り下がる気もする。好きだから、一緒にすみました。以上。だったら、親も、籍が・・・とか、式は・・・?とか、心配事が減るし。あー、でも、彼にもよるんですよね。問題なく進む相手だって、いるんだし。
    間違えてるのかな~。選択・・・。

    • コメントありがとうございます! 笑い飛ばしたのではなく、「この世には誰もいない」という真実が見えたら、勝手に笑いが出てきたんです。

      彼への怒りをもっと探っていかれると良いかもしれませんね。怒りは、いつも投影ですので、ここから自分が気がついていない、潜在意識の思い、感情がきっと見えてくるはずです。

  3. あゆかさん、質問です。
    この電車の中の出来事は、以前お話されていたプチ覚醒体験よりも前に起こったことですか?

  4. この世には誰もいない・・・
    私もいないってこと?
    この苦悩は何?

  5. あゆかさん、いつもブログをありがとうございます。
    不安に駆られて、資格を身につけたり、給料の高い会社に転職したり、そして頑張ってまで自己愛を高める必要はないですよね。ネガティブな自分でも宇宙は認めてくれるんですよね。みんな大嫌いだっ、と部屋の隅っこで泣いていてもいいわけだし、世界中の人間を敵にまわしても、私は自分のために戦うぞ、オオーッとエゴの塊となっても、結局どうでもいいんですよね。と、思うと、この先生きていくことが楽に感じます。
    文章にうまく書けないのですが。

    人間関係に悩んで、その人から遠ざかるようにしていたのですが、思いきって、その人に「あなたのこういうところがよくない」と言ってみることにしました。もともと大好きだった人なのですから。

    • コメントありがとうございます!真実は、どんな状態でもまったく問題なく、そしてほんとうに大丈夫です。ただ、言葉が足りなかったと思いますが(そうだ、次回の記事に書こう!)、 それを頭だけで理解して、エゴがまだ強い状態で、じゃぁ、なにをやってもいいんだ、どんなふうでもいいんだと行動すると、エゴが暴走するだけになりかねません。

      「あなたのこういうところが良くない」というのは、攻撃になりますね。誰かのなにかが気に入らない場合は、投影の可能性も充分ありますから、慎重になることをお薦めします。

      • そののち、その人に何て言おうかと、口に出して練習していたら、気分が悪くなってきたので、やめました。心を落ち着かせようと、あゆかさんのブログを開いたら、「慎重になることをお薦めします」と書いてあり、やめておいてよかったです。
        投影って何でしょう。確か、自分が押さえつけている行動を相手がしたら、腹が立つ、だったような気がしますが。

        相手の人は男性です。彼が、飲み屋の女性、職場の女性、上司の奥さんについて、他の男性の同僚に、「女性としてどのくらい素敵か(もっとはっきり書いて抱きたいか)。」順列をつけて語るのです。女性の私が目の前にいるというのに、失礼すぎます。これってセクシャルハラスメントですよね。
        これでもう2度目なので、「女性の前でそういう話をするのはよくない」と言うつもりでした。

        冷静になって考えると、いずれも彼が私に「2人きりで飲みにいこう」と誘われて、お断りした直後だったので、(彼、既婚だから)、仕返しとしてそんなことを言ったのかもしれません。と言いつつ、私も彼のことが実は好きだったので、気持ちは複雑です。

        私は自分を、実は、「能力ないので、給料が安く、会社での地位が低く、みんなが嫌がるような仕事を夜遅くまで残ってたくさんしなければならない。ババアで魅力ないので、独身で恋人もおらず、誰も守ってくれる人がいないので、いつも変な男に声をかけられて、嫌がらせをされる。みんなにバカにされるので、誰のことも好きではない。」と思っています、と正直に言ってみると、笑えはしませんが、力が沸きます。
        だって、宇宙はそんな私を認めてくれるのですから。
        ああ、なんて思い込みの激しい人なんでしょう、と我ながら思います。

        次の記事はどんなことを書かれるのでしょう。
        楽しみにしております。

  6. あぁそうだったのか…。

    ずっと自分の思ってることを言うと,みんな離れていくと思いがあって,

    言わないでいるのが抑圧になるから辛くなってました。

    あゆかさんのセミナーに出て,ありのままの自分でいいんだって思って,

    いままで我慢していたことを少し言ったら,相手と関係がうまくいかなくなりました。

    ショックで,ここ数カ月の記憶があまりない状態です。

    変に知識を持つと,かえってしんどくなるんですね…。

    言わなければよかった…,やっぱり。

    悲しいです。

    • 勇気を振り絞っていったのに伝わらないとショックですよね。わたしも何回も試行錯誤しました。

      言いたいことは言ったほうがいいと思います。ただ、ほんとーにいいたいことは何かをよくよく考えたほうがいいです。

      あと、相手を攻めるように言うと受け入れてもらえないです。
      多分自分もそうだと思いますが。。。

      相手を愛を持って受け入れて、それから、自分の感情をたんたんと伝えるとわかっていただけることが多いように思います。

      わたしはあゆかさんのコースやカウンセリングを受けているわけではないので、あゆかさんのお考えと少し違うかもしれません。

      また、いいたいことをいったほうがよいと思っていってみたのだけど、よくない言い方だったかもしれない(たとえばですが)など今の気持ちを伝えるのもいいと思います。

      少しでも気持ちが楽になるといいですね。

  7. あゆかさんのブログに出会って、セミナーなどにも出て、そしてエゴを暴走させてしまうことって、けっこうあるような気がします。

    自分を否定し続けるのに疲れて、やっとここに巡り会って、そうか、自己を抑えつける必要なんかなかったんだだってわかってしまうと、それなら!とばかりに、言いたいことを言いたいように言いたいという衝動に駆られて抑えられなくなってしまうから。だって、、、自分を否定し続けてきた人間にとって、言いたいことを言いたいように言ってしまうのって、ある意味とても魅力的な行為ですよ~。

    でもそれは結局ただの暴走でしかなくて、その結果作らなくてもいい壁を作ってしまったりして(これは私の経験)、ああやっぱりよくなかったか・・・と反省して(私の場合は、言わなければよかったというよりも、言い方や、本当に言いたかったことは何かを見なかったことへの反省)、また少し前に進んで・・・の繰り返しでした。でもあゆかさんのブログを読み続けてきたから今があるんだなぁって思っています。

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