心に人を住まわせる

小学校5年生の娘さんが、拙書「わたしはわたし!セルフラブで幸運の扉を開ける15の鍵」を読んで、涙をためて感想を言ってくれた・・というコメントを頂き、感激&感動しました! お嬢様が目の前にいらっしゃったら、ギューと抱きしめたい衝動に駆られました。

ほんと、学校で自己愛の大切さも教えてくれるといいなぁと思います。「自己愛と自分勝手の違いについて述べよ」とかいうテストがあったりとか。また、子供向けの本を書いたらどうでしょうか?というご提案も頂き、大変ありがとうございます!! ぜひ前向きに考えたいです。なんかワクワクしてきました。

さて、今日は子供つながりで、イギリス人の友人から送ってもらったユーチューブをご紹介いたします。とはいえ、実はNHKスペシャル「涙と笑いのハッピークラス 四年一組命の授業」が、海外で受賞し、「Children Full of Life 」(1 of 5)というタイトルになり、放映されたものです。(ご覧になった方も多いかもしれません)

そのため、ナレーションが英語なのでご紹介するかどうか迷っていましたが、ナレーションを無視しても、内容は充分に分かると思います。どなたか、まるまる日本語で見られる映像をご存知でしたら、ぜひお教えください!

ユーチューブでは、5つのシリーズに分割されていますので、ぜひ最後(5 of 5)までご覧下さい。(↓下記をクリック)

http://www.youtube.com/watch?v=armP8TfS9Is&feature=relmfu

以下は、私が勝手につけたタイトルです。

1 of 5:親や祖父母の死への悲しみ
2 of 5:いじめの出来事
3 of 5:いかだ作り(しゃべりすぎた荒木君をクラスのみんながかばう。)
4 of 5:お父さんを突然亡くしたクラスメートをなぐさめる
5 of 5:“私たちが一緒にいるから安心してね”

子供たちが、抑圧していた感情(肉親の死に対する悲しみ)を表現できる場を作ったり、また、自分の醜い部分と向き合うよう促したり、この学級の子供たちは、こころの扱い方を自然に学べて素晴らしいですね。友達とのつながり、共感、思いやりを実生活のなかで経験として学べたことは、この子供たちの未来に一番貴重なプレゼントになったと思います。

子供にとって親や先生は、絶対的な存在です。親や先生との関係がどうだったかは、大人になったとき、社会でどれだけ活躍できるか、どれだけのびのびと活動できるかに大きな影響があります。

例えば、困ったときに親か先生が助け舟を出してくれた環境にいた子供は、「私は社会からサポートが得られる」という安心感を持ちます。ですので、未知なことにも飛び込みやすくなりますね。

学校が大好きだった、または、大好きな先生がいたという人は、社会に対して恐怖心をおそらく持っていないはずです。

しかし、親か先生がとても怖い存在だったりすると、社会に出たとき、上司、会社、役所といったいわゆる権威者にとても苦手意識を持ちます。深いところで、“私は罰せられる”とか“私の敵だ”といった思いを持ちがちです。

そうすると、例えば、上司との関係がうまくいかない、会社に不満があるといった場合、解決方法を探るとか、さっさっと次の職場を探すという行動よりも、被害者意識にすっぽり陥って苦しんでしまい、「会社は嫌い→でも強者には逆らえない→自信がないから辞められない→自分は我慢して生きていくしかない」といったようなサイクルに陥ったりします。

学校トラウマ(私が勝手に使っている言葉)を抱えている人は、実はとてもたくさにいるだろうと私は思っています。いじめはもちろん、みんなの前で先生に叱られた、先生にえこひいきされた、無視された、または、困っていることに気がついてもらえなかったなどなど。

学校生活の中で普通にありそうな出来事から、私たちはいつの間にか様々な思い込み(コア・ブリーフ)を作っていきます。一度、目をつぶって自分が社会や権威者をどう見ているかを探ってみてはいかがでしょうか?

自分に助けの手を差し伸べてくれる人たち?自分を守ってくれる人たち?自分に協力的?、自分の側にいる? それとも、自分に厳しい人たち?、気をつけていないと、自分を叱ったり、罰したりしてきそう?、自分と敵対している感じ?

例えば、“自分を守ってくれる人たち”という眼鏡(思い込み)をして生きているのと、“自分と敵対している”という眼鏡(思い込み)をして街を歩いているのでは、感覚がとても違うはずです。

で、どちらもご本人にとっては、紛れもない現実です。

このドキュメンタリーの中の、よー君は、荒木君をかばうために先生に立ち向かい、そしてそれを褒められました。権威者を克服し、褒められたよー君は、将来社会に出たとき、自分の行く手に大企業や役所などが立ちはだかったり、困難が生じても、必ず克服できるでしょう。

また、自分が間違っていたとすぐに気がつき、よー君を褒めた先生は、子供たちから愛と尊敬を勝ち取りました。私たちは、自分の間違いを認めないことで、自分を守っていると思いがちです。しかし、人(子供にも)にはそれが見えますから、そこで得ているものはなにもなく、反対に尊敬や信頼を失ってしまいます。

このドキュメンタリーについて語りたいことはたくさんありますが、あまり解説するのも、皆さんの感動を殺してしまいそうなので、このへんにしま~す。と、言いながら、もう一つだけ。

おそらくこの先生は、スピリチュアルとか心のしくみなどは、あまりご存知ないかもしれません。しかし、先生は “心に人を住まわせる”というが言葉が お好きで、 “心に定員はないから”とおっしゃっていますね。

ハートがオープンでないと、人を住ませることはもちろんできません。この先生のようにハートが全開している人は、自然と人間にとってなにが大切なことか、どうしたら良いかがよ~く分かっています。思考ではなく、ハートから来る真の智恵です。

こんなとき、心理学もスピリチュアルな知識も要らないですね。

スピリチュアル(精神性)というのは、ある一つの分野ではなく、私たちが生きることそのものだと私は思っています。愛、光、高い波動、高い意識、といったスピリチュアル用語(?)は、地に足がしっかり着いていないと、言葉が心地良いだけに「現実逃避」にもなりかねません。

この先生が子供たちに教えているように、日常に起きている出来事から、自分が感じていること、思っていることときちんと向き合い、ハートを開いて、ハッピーになれるといいですね

このドキュメンタリーの先生(金森俊朗先生)のホームページは、こちら→金森俊朗の部屋

心に人を住まわせる」への16件のフィードバック

  1. 一気に全部見ちゃいました。私も、こういう先生に会いたかったなぁ、という自分の気持ちに気付き、涙が溢れました。
    話の中に出てくる、ひとりひとりのステキな魂を持った子供達と、それを受け止める先生の大きなハート。私の涙は、子供達に自分を重ね合わせて、今まで自分が認めてほしかった部分を一緒に開放できた癒しの涙でした^^

    子供のときに、私は金森先生には出会えなかったけれど、今の私は、自分の中にいる大人のわたしが、金森先生のような立場になって、私の中の子供の私を受け止めることができるんですね。
    どんな風に自分を認めてあげたら良いのか、金森先生はとても良いお手本になってくれました。

    ステキな映像をありがとうございました。
    私も、こんな大人になりたい^^ 

  2. あゆかさん

    「学校トラウマ」は25年の潜伏期間を経て躁鬱病(双極Ⅱ型障害)として現れました。4年がかりで自分を省みた末、取り込んでいた思いに気付き、薬&病気から卒業。そのあとで、あゆかさんの本に出会い、繰り返し拝読&ワークし、いろいろな「眼鏡(思い込み)」に気がつき、ずいぶん楽になりました。でも、今日の記事を読み省みると、「権威者」を「敵だ」と思い込んでいる、かわいそう&かわいい自分が、まだありありといますね〜。

    いつも気付きのきっかけを、ありがとうございます☆

  3. ブログにしてくださりありがとうございます!
    娘と一緒に読ませていただきました。
    「なんだか、心強い気がするねっ」とまたまた鼻を赤くしてしていました。
    それから、思い込みのメガネの話しをしたりして…
    スピリチュアル心理学の内容も、あゆかさんの言葉も本当に助かっています! 

    また、動画も素晴らしかったです!!
    こんな学校なら、私もまた行きたい(笑)

    もし、子供向けの絵本が現実になったとしたら真っ先に購入です^^v

  4. 心に人を住まわせるのは、私には無理だな・・と無力感で寂しくなりました。
    心に人を住まわせるのが難しいのは、
    私が自分の心に住むことをやめてしまったから・・かなと思いました。
    それで、自分の心に自分が居心地良く住めるように工夫してみました。
    「愛を忘れた自分も、どこかで覚えてる自分も、両方、居心地良く」を
    意識するようにしました。
    まるで、赤ちゃんがつかまり立ちをするようなヨチヨチの状態です。
    そういうことを意識し始めて
    心が安定しているような気がします。そして自分を責めるの時間が少なくなりました。

    • コメントありがとうございます!

      >自分の心に自分が居心地良く住めるように工夫してみました。

      とっても素晴らしい試みです! 良いですね~。
      おそらく、心に人を住まわせることができる人のほうが、世の中は少ないでしょう。多くの人ができていたら、私も本を書く必要がないわけです。ですので、まずは自己愛を心がけることで充分です!

  5. 何度も申し訳ありません!
    非常に不思議なので、やっぱり書かせていただきます
    (どうか読み流してくださいませ)
    動画ですが、私が見るとぼろぼろ涙が出てくるのですが
    (しかも、ハートのエネルギーがが強くなっていくのが分かりました)
    娘の反応は、イマイチ?
    気持ちの波!?と思い、一緒に何度か見てみたのですが、余りに現実と違うのでピンと来ないようです
    あゆかさんに実際かけていただいた言葉の文章や、スピリチュアル心理学の教え、本の方がしっくり来ていて どちらかというと今はあゆかさんの本にしか振り向きません。

    大人なようで、子供なところが やっぱり大人と違うの?と、なんだか新しい感覚です。
    不思議です。 とっても不思議です
    一度で済ませばいいものの、本当にすみません
    読んでいただきありがとうございます!!

  6. こんばんわ。いつもあゆかさんのブログを心のはげみにしています。

    わたしは臨時の教員をしています。金森先生と同じく石川県です。著作も何度か読んだことがありますがなぜかポロポロ涙が出て止まらなくなったことを覚えています。

    今回のあゆかさんのブログを読んで、改めて子どもに身近な教員としてのその責任の大きさを感じました。

    わたしもきっと学校トラウマがあった一人だと思います。あゆかさんのいう通り学校で自己愛について学ぶことができたら本当に素敵だと思います。ただ自分がこの立場になってみてわかるのは教員も万能ではなく未熟な人間だということです。自分を愛することができなかったりその表現の方法がわからなかったりするのではないかなと思いました。

    • コメントありがとうございます!

      >ただ自分がこの立場になってみてわかるのは教員も万能ではなく未熟な人間だということです。

      本当そうですよね。先生という職業もなかなか大変だと思いますので、先生にもなんらかの心のサポートがあるといいだろうなぁと思います。今後、心豊かな先生(人間)が増えるためにも、自己愛の大切さが一般にもっと浸透してくれたらと切に思います。

  7. 子供ネタは、いろんな意味で嫌いなので、御紹介のYouTubeは見たくないので見ません。
    加えて、学校の先生が大嫌いなので。
    特に小学校の時の先生が最低最悪だったこともあり、まさに、学校トラウマですね。
    権威者と呼ばれる人、社会に対して、私は無力だと感じてしまいますね。
    学校が大嫌いだったので、社会人になっても、会社が大嫌いです。
    というか、周りの人が、99.9%嫌いです。
    友達だとか親兄弟含め、実は、みんなのことが、本当は大嫌いです。
    口には出しませんが。
    他人は私を脅かす、敵にしか見えないです。
    って、本当は、他の誰でもない、自分のことが一番嫌いだったっていう。
    これじゃあ、生きづらくなるわけですよね。

  8. 今日もいい情報をありがとうございます。
    この画像を見ながら
    自分自身にただ寄り添って感情を出し切らせてあげました。
    happyになるためにここに来ている私自身のために!

  9. you tube 見ました。いかだの時の自分の意見をしっかり言えた男の子の発言に感動しました。
    と同時に、わたしにはとても同じことはできないなと思い、『先生の言うこと=正しい』という自分の中で信じきっていた思い込みがあったことにも気づきました。
    こういう、自分の意見を言える環境を作っている先生は本当に素晴らしいと思います。
    もし、あの時みんなが先生の言うとおりにして、荒木君が一人取り残されていたら、その後の荒木君の人生はまた違ったものになったような気がします。

    わたしは今まで被害者意識が強かったけど、振り返ってみると今まで自分の正直な意見を言ってこなかったなーと思いました。『自分の意見を言う=すぐに否定される』という思い込みがまだまだ自分の中にありますが、自分のペースでその思い込みを解放できるようになればいいなと思います。

    話はそれますが、『運命の人を出会うスピリチュアルレッスン』文庫版買いました~☆

  10. あゆかさんこんにちは。お仕事が軌道にのり何よりです。おめでとうございます(心からの拍手を)。

    最近、私はちょっと、生きるの疲れちゃったモードです・・・。
    産まれてきても意味なかったんじゃないかなーな、ちょっと親不孝な思考モードに入っています・・・。
    誰しも一度はとらわれる思考だよね、きっと?と想いながら、静かに、その思考をどこかで受け止め、どこかで静かに流しています・・・。

    どこに向かって生きているのかわからなくなってしまうと、人生って、辛いですね。

    東北にも、同じような人がいっぱいいるのだろうと思いながら、何とかやってます。
    そして、あゆかさんも、涙も鼻水もいっぱい流したというコメントを読んで、人生そういうものよ!と自分を叱咤激励しています。

    応援エール!お願いします!
    みんなが、もう一度希望をもって歩みだせるような記事ぜひお願いします!

    暑くなったり、涼しかったりの日本です。イギリスもでしょうか?どうぞご自愛くださいませ。

    • 両親が望んでくれて、自分が生まれてきた。生まれたことで、両親が喜んでくれている。
      もうそれだけで、十分なのかもしれませんね・・・。なんか、不確定な未来に、思うようでなかったんじゃないかと不安になる過去。なんだか人生に戸惑いがいっぱいで、いろいろ書きこんでしまい、すみません。

      • こんにちは^^
        誰しも通る悩みなのかもしれません。でも、ふりーじあさんの戸惑いも、憤りも、ふりーじあさんの確かな正直な思いです。
        私が神だったら、私の体をかりてふりーじあさんのところにとんでいって、ぎゅ~~~って抱きしめたいです。抱きしめて、あなたの頑張りを知っています。大丈夫だから安心してください、あなたは順調ですって、伝えたいです。
         
        現在の辛い状況への思いは、ふりーじあさんの尊重されるべき大切な確かな正直な思いです。
        ですが、その「辛さ」は、思考の渦に巻き込まれてしまったことから生まれていることを思い出すことで、手放すことができると思います。
        とはいえ、いざ自分が思いの渦に巻き込まれたときは、どうしたらいいのかわからなくなっちゃうのが人間かと思います。あゆかさん、どうか私からも、みんなが、もう一度希望をもって歩みだせるような記事をお願いします!(再録でも・・・)

  11. 涙が出ました。素敵な先生。クラスの子供たちも…皆、優しい。
    私も心に人を住まわせる事の出来る大人でいたいなと思いました。
    自分の心に正直な時って、キラキラしてるんですね。
    素晴らしい動画をありがとうございます。

  12. あゆかさん
    こんにちは、初めまして。
    最近、大津のいじめ事件が気になっています。
    大切なお子さんを亡くされた親御さんのコメントを読んで心が痛くなります。
    いじめた子に心の闇があるのは?と、思いました。
    このような悲劇を繰り返さないためにも、いじめた子の心のケアも必要かな
    と、ふと思いました。

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