「問題だ」という思いをはずして見ると・・・

爽やかな良い天気が続いていますね。すべてのセミナーが終わり、日本滞在もまた終盤となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます!

今回、イブニングセミナーでは、「目覚め」「真のわたし」を話しまくり、顔に?マークをつけてお帰りになった方もいらっしゃったかもしれません。今後の私の課題は、伝えたい気持ちは大きいのに、その言葉がないもどかしさをどう克服していくかだなと強く思いました。

とはいえ、たとえ情報としてだけでも、「真実」を知ることは、大いに意義はあると思っています。醜いあひるの子が、自分は白鳥だったと気づいたように、大海の小波だと思っている私たちは、実は大海そのものなんだよ、と気づくことで、生き方や見え方はうんと変わってくるでしょう。

さて、日本滞在の終盤はいつも加速的に忙しく、更新も遅れがちです。なので、今日はちょっと短めです。

昨日、ガイアの夜明けを観ました。中国の農村の少女が始めて大都市へ出稼ぎに行く日、少女は大粒の涙を流して泣いていました。それを見守る両親も幼い妹たちもみんな泣いていました。

初めて家を離れる心細さ、家族に会えなくなる寂しさ、妹たちの学費を無事稼ぐことへの不安が、すべてあいまって流れる大粒の涙がまっすぐ私のハートに伝わってきました。私ももらい泣きしながら、同時にこれほどにまっすぐにあふれてくる感情の純粋さに、人間として生きることの美しさを思い出した気がしました。

この情景をかわいそうだ、貧困は辛いことだと判断することもできるでしょう。でも、もしそういうレッテルを貼らないで観てみると、そこに見えてくるものは、家族の愛や少女が人生に立ち向かうひとつひとつが重なり合った感情の波です。

私たちはとかく、ネガティブな感情を嫌います。寂しくないほうが良いし、悲しくないほうが良いし、不安がないほうが良いと思っているでしょう。

しかし、それを「悪いことだ」「問題だ」としなければ、すべての感情は、人間として生きるうえで人生を豊かにしてくれるなぁと思うのです。

時を経て、大泣きした少女の悲しみは、帰郷するときのうずくような興奮、結婚、出産のあふれる喜びに変化し、そしてそれもまた変化していきます。すべてものが移り変わっていくなかで、私たちは、なんとしてでもいつもポジティブな感情だけ味わっていたい、状況をいつも自分の思い通りにしたいと頑張ることで、逆にストレスを作っているかもしれません。

しかし、大海に様々な波が起きるように、私たちの世界には、昔も今も様々な出来事が生じます。それが自然のなりわいですね。

誰かの家では、病人がいて
誰かの家では、アルコール依存症の父が叫び
誰かの家では、家にひきこもっている人がいて
誰かの家では、家を旅立つ人がいて
誰かの家では、命を絶った人がいて
誰かの家では、新しい誕生があり
誰かの家では、無事の帰郷を祝い
誰かの家では、ひとりぼっちで泣いている人がいて

あらゆる出来事のなかに、あらゆる感情があり、喜びも苦しみもあり、またすべて必ず形を変えていきます。

なぜ私はこんな目に遭うの? なぜ私の家ばかりこんなに大変なの? “普通は、みんなは、もっと楽に生きているのに・・・” この思いが私たちを自分のドラマの犠牲者にし、苦しみはさらに増してしまうでしょう。

しかし、起きていることすべては、悪くもなければ、良くもなく、そこにはさまざまな思い、感情があふれ出ているだけですね。これは問題だ!という目で見れば、その人も、その状況も「問題」「悪いこと」としてしか見えないでしょう。

でも、その思いをはずして見ると、そこにあるなまの人間の感情がきっとあなたのハートにストレートに響き、批判のない純粋な共感心がわいてくるでしょう。

同じように自分を見てみると、“自分は問題を抱えている”、“自分はダメだ”、“自分は変わらなくてはいけない(でも変われないからダメ)”と自分を見るのをやめ、思考をすべて横に置いてみると、そこにあるのは、なまの感情や感覚だけです。

そして、ふか~い息を吸って、「この状況の中で、私はどうありたいか?」(正直でありたい、やさしくありたい、平和でありたい、etc)と自分に真剣に問いかけ、全身でその思いを感じれば、きっと力が沸いて来るのが感じられるでしょう。

「問題だ」という思いをはずして見ると・・・」への4件のフィードバック

  1. こんにちはあゆかさん、セミナー&日本滞在お疲れ様です!

    私は、あゆかさんのお話はブログや本のみでしか触れられない状態なのですが
    「目覚め」や「真のわたし」にはすごく興味があって、
    ブログなどでもお話にのぼるのを楽しみにしています。
    実感としては分からないことだらけで、「?」という部分も多いですが、
    分からないなりにも、そういうお話が聞ける・出来るという事は
    すごく大切に感じます。

    最近何気ないふとした事から、あゆかさんのお話が「あっ」と腑に落ちて
    実感することが多くなってきました。
    今回のお話も、まさにそういう事を実感している時にアップされて
    あっそうです!と頷きながら読みました。

    良いと感じる感情も、悪いと感じる感情も、それに飲み込まれなければ
    どちらも人生を豊かにしてくれる、
    最近そう思えるようになってきて
    (トラウマ級のネガティブな思いがいくつもあった以前の自分からは
     想像も出来ない境地です・笑)
    その変化がとても嬉しいです。
    それらを感じる自分の根本・芯のような部分(魂?)を大切にしたい、
    そう感じます。

    あゆかさんの著書を知ってから5、6年経つのですが、自分と向き合いつつ
    地味~に(笑)試行錯誤をしてきたのがやっと実ってきたような気がします。
    ブログで日常的にあゆかさんのお話を読めるのは大きいなぁと思います。

  2. 2日間のセミナーに参加させていただきました。
    あゆかさんのお話を間近で、生で聴かせていただいて本当に良かったです。
    ブログに書かれる言葉がすいすい入ってくるように感じます。
    セミナーでは、たくさんの学びと、目からウロコなお話と、いろんなことが腑に落ちるスッキリ感があって、久々に「わたしってなんて幸せなんだ!」という気持ちで2日間を過ごし、その幸福感はいまでもじわじわと持続しています。その感じを身近な人にシェアすることもできて、最近しぼんでいた自分がまたふくらんできたような感じです。

    わたしは長い間、母との関係で苦しんでいたのですが、つい最近ほんのささやかな出来事によってその苦しみがあっけなく解消されてしまうという体験をしました。原因が母(と父)にあることに気づいて以来、長く悩んできたのに。

    あゆかさんのセミナーを聴講していて、潜在意識で思い込んでいたことが、あのささやかな出来事でひっくりかえされちゃったのかも、と思いました。わたしが望んでいたものは、こんなに小さな出来事のなかにあったんだなと思いました。

    中級講座もぜひ受講したいです。楽しみにしています!ありがとうございました。

  3. あゆかさん、こんにちは。
    イブニングセミナーに初めて参加した者です。素晴らしいセミナーをありがとうございました。
    あゆかさんが書かれているように、お話の中には私の頭では理解が追いつかない所もありましたが
    それ以上にあゆかさんの発する雰囲気から受け取ったものが大きかったように感じます。
    なんかよく分からなくても、理屈抜きで「ああ、これが真実だ」という感覚が伝わってきました。
    「運気を上げるには、運の良い人の傍にいる事」
    「波動を上げるには、波動の高い人の傍にいる事」などと言いますが
    それって本当なんだと実感しました。
    だって、エゴを通していくら考えたって、あんな在り方想像もできないもの。
    真の私のままで、リラックスして、ただ在りたいと感じました。
    ありがとうございます!

  4. 初めて、セミナーというものに参加したのですが、2日間の心理学セミナーとても、ワクワクしました。学校という場に緊張を感じているかたは、こういう場も苦手だというかたもいるんです。と、あゆかさんが言ってましたが、私だ(笑)と思いました。
    行くまで、すごく不安でしたが、行って良かったです。緊張はしていたので、お友達をつくったり、質問をしたりは、できませんでしたが、そんな自分もオッケーと思えました。

    家族の中で、スピリチャルなことに興味をもっているのは、私だけで、両親も、兄弟も、そういうのは少し馬鹿にしているほうなので、そういう事は話さないようにしていますが、
    自分が、楽しくて色々なバシャールなどの動画をみていると、ネガティブ思考の親を置いてきぼりにしてしまう気がしてしまいます。
    両親も、その親も、人は苦労するものだ。とか、親には心配かけさせないのが子供の役目。とか
    好きなことでは、稼いでいけないものだ。とか、強く信じていて、というか、それ以外の考えはなく、
    私の感じた気持ちなどを言うと、批難されたと感じるのか、嫌味や、傷つくことを言って思いしらせようとしてきます。実際かなり傷つきます。

    両親(今までの一族の間に形成された、かたくなな、良い悪いの基準)の波動は、好きではありません。愛情は感じますし、感謝もあります。でも、居心地が悪いです。
    でも、自分だけ違う波動を目指していることに、罪悪感みたいなものも感じます。

    幸せになろうと決めて、自分なりに色々吸収してきましたが、自分が幸せになろうとすればするほど、家族との考え方がずれてきて、たまに、自分がこうしたいというと、あなたは間違えているといわれ、ヘコミます。

    こんなスパイラルから楽に自由になれるのかどうか・・・。一生そこから抜け出せないような気もしてしまうのが本音です・・・。

    例えば、セラピストになりたいな。とウッカリぼやくと、「なれるわけない!自分のこともまともに出来ないのに、人のケアなんてできるわけがない。お前には無理だ。お前は、将来生活保護受けることになるんだから、そうなりたくないなら、就職しろ。」って感じで、セラピストになりたいと思ったことが、罪のように感じてしまいます。。。

    今、実家にいますが、一人暮らしも無理だといわれ、何か精神的に身動きとれない感じです。
    出ちゃえばいいんでしょうけど、争いたくない気持ちもあって、苦しいです。

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