自分像を捨てよう!

今、家の改築中です。大工さんが、ラジオの音楽に合わせて大きな声で歌っているのが、とても楽しいです。

前回、前々回と書きました「あなたが私になにかしてくれる」という思いから「私が自分でやるのだ」という自分主役の思いに切り替えることに関して、いくつかコメントを頂きました。今回もそちらにお返事させてください。

まずは、こちらの方です。コメントありがとうございます!

さて、私の場合「他人が自分に何かをする・・・のではなくて、自分が自分をどうにかする」という切り替えがとても難しいところがあります。まだ子供で学生の頃、私はいじめにあっていて、いつも仲間がいないくて一人きりでした。それが、成長してきた今でも心の傷になっています。だからいつも人間関係に緊張しています。ちょっとした誰かの一言が気になって、イライラします。<省略>実は、デザイナーの専門学校に通っていますが、自分よりも才能がなくて人間性も魅力のない人々(と私が思っている)が、周りに評価されているのを知って納得いかないです。この気持ちは、いじめられて、一人きりの自分を、自分が「もう経験したくない。そんな自分は駄目だ」と思い、そういう自分を受け入れられないでいる。だから他人に一人きりにならないように、自分の作品や自分を見て欲しいと思うのだと思います。

この方の場合、私のセッションにいらっしゃったら、マトリックス・リインプリンティングをやらせていただくと思います。トラウマな出来事には、私が知る限り、おそらく一番適したセラピーテクニックだと思います。

ちなみに、回し者ではありませんが、ナチュラル・スピリット社から発刊されている最新号の雑誌「Star People」にマトリックス・リインプリンティングの創始者のインタビューが記事が載っていますので、宜しかったらお読みください。(私もほんの少しコメントを書きました。)

さて、話を戻して、この方はとても上手に自分の心を見ていらっしゃると思います。いじめなどにあった場合、いじめにあった自分は、ずっとそのままの年で、そのままの思いで自分の中に住んでいます。

私たちが無意識にやることは、このいじめられた自分(インナーチャイルド)を癒すのではなく、自分と切り離してしまうことです。そしてその代わりに「人から受け入れられる自分」とか「一人ぼっちではない自分」という自分像をつくります。これはある意味自己防衛ですね。そういう自分を作っておかないと、「一人ぼっちの自分」では、生きていくのが大変すぎるからです。

そういう意味で、「一人ぼっちではない自分」像は、なにがなんでも死守したいんです。ですから、ちょっとした批判めいた言葉、または、批判だと思ってしまった言葉などは、このイメージを脅かす攻撃として心は受け取ります。

それが怒り(イライラなど)となるんですね。いじめに遭ったかどうかにかかわらず、私たちの多くは、理想の自分像、または「私はこういう人でありたい」というイメージがあるはずです。例えば、「人に優しく接する私」「良い結果をだす私」「みんなから尊敬されている私」「母親業をちゃんとこなしている私」などなど、なんでも良いのです。

で、そのイメージが崩されるような発言を聞いたり、誰かがそのイメージを壊す行動を取る(自分が優しく接することができない人の登場、子供が言うことを聞かないなど)、怒りが沸いてきます。

そして、自分のイメージを死守しようと、必死に頑張ります。(優しくできない相手にも無理に優しくしたり、なにがなんでも子供に言い聞かせようとしたりなど)

自分のイメージを守るというのは、実はこのようにものすごく私たちのエネルギーを奪っているんですね。人によっては、自分のイメージを守るために一生をささげている人もいるでしょう。しかし、そもそもイメージも自分で勝手に作り上げたもので、本当の自分でもなんでもありません。

さて、話を戻してマトリックス・リインプリンティングでは、一人になってしまっているインナーチャイルドの感情を癒し、泣いている顔から笑っている顔へ記憶を塗り替えます。感情はエネルギーですから、重たいエネルギーが解放されると、頭で理解したことを妨げるエネルギーが少なくなりますので、実行に移しやすくなります。

さて、ここまではセラピーのお話です。ここからはスピリチュアルなお話になります。

覚えておいておきたいことは、「一人ぼっちの自分」も「一人ぼっちでない自分」も真の自分ではないということです。この方は、この方のままで完璧で素晴らしい存在です。大海から生まれた私たちは、誰一人何一つ欠けたところがない存在です。

しかし、三次元の地球に来て、肉体を持ち、自分は周囲と分離していると思ったときから、自分は欠けていると思い始めました。そして、バン!・・・・、いじめに遭い、他者から分離されるという経験をすることで、さらに分離意識が強くなってしまいました。(もしかすると、魂が計画したことかもしれませんが。)つまり、前回書きましたように、真の自分と一番離れた状態なんですね。

ですから、現在の意識から大海の意識にすぐに転換するのは、やはり難しいでしょう。ただ、すぐには難しいという話で、転換することはもちろん必ずできます。なぜなら、真の自分は、この方が「一人ぼっちだ」と思っているときでも、どんなときでも常に一緒で分離することはありえないからです。

とりあえず、一人ぼっちだと思っている自分の部分(インナーチャイルド)と語り合いを始めてみると良いかもしれませんね。“一人ぼっちじゃないよ、私がついているよ”とか、“今まで放っておいてごめんね”などなど。できれば、イメージの中でしっかり抱きしめてあげられるとグッドです。インナーチャイルドがうんともすんとも言わない場合(それなりにあります)は、プロの手を借りるのが一番です。

自分に対するネガティブなイメージを癒し、ポジティブなイメージに変えていくことで、意識があなた中心から私中心へと移行します。これだけでも随分楽に生きられるようになります。

そして、自分中心がきちんと確立してくると、自分の中のネガティブな部分も受け入れ、愛することができるようになります。条件のない自己愛が増えていくんですね。愛が増えれば増えるほど、分離感が勝手に減っていきます。

さて、私たちのなかにはたくさんの自分がいます。どの自分が本当の自分なのでしょうか? そうです。どれも本当の自分ではないですね。そこで最終的に、すべての自分像を捨ててしまったときに、大海(覚醒した意識)が顔を出し始めます。

私たちは、自分像を守る必要もなくなり、真の平和が心に訪れます。無限のパワーとつながり、無限の豊かさが実感できます。(お金の心配からも解放されますね。)

一度どんな自分像を死守しようとしているか振り返ってみても良いかもしれません。そして、それに降られて感情的になったとき、深呼吸をして“守らなくて良いんだっけ”と思い、肩の力を抜いてみましょう。

さて、今回もこの流れで、セミナーの宣伝をさせてください!このプロセスを分かりやすく、混乱なく説明するため、ステージ1(苦しみ)→ステージ2(楽に生きる)→ステージ3(大海の意識で生きる)と分け、各ステージの特徴、どう次のステージに移行できるかなどをまとめてみました。これは今年から、スピリチュアル心理学のなかに含まれています。

一度受けた方も再受講割引がありますので、宜しかったらどうぞいらしてください。セミナーにいらっしゃれない方のためにも、ウエビナーやホームスタディなど将来的になにか考えたいと思っています。(って、前から言っていますが、今年こそ!)

今回も長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 PS:マトリックス・リインプリンティングは、受講希望者がある程度集まりましたら、コースを開催したいと思います。受講したいと思う方は、info_ayukahealingspace@yahoo.co.jp まで

自分像を捨てよう!」への12件のフィードバック

  1. あゆかさん、コメントをとりあげていただき、ありがとうございました。
    今回の内容と関連するのか分かりませんが、最近、気づきが多いのです。
    過去の傷は心のなかに大人になった今でも生きていたのだと思います。だけど、そのことはずっと認めてきて、たくさん浄化の涙も流してきました。
    それよりも、本当は、自分自身が自分の女性としての魅力を認められす。また画家になるだけの才能があると受け入れられず、けっこう自分に厳しい。いいや、とても厳しいかも知れません。傍からみると、褒められることは沢山あるのですが、自分がそれらを認められないのですね。自分の人生をあまり気に入っていないようです。だから、描いたものが人から多くの評価を得ないと自分が大嫌いになってしまいます。自分をとても責めてしまいます。
    こういうところを、ずっと、心の傷のせいにして、何か思うようにならないこと(失恋や絵が描けないこと、人間関係のいざこざ)があると、一人きり心を見つめる作業に没頭しまし。これも逃げなのだと思います。苦しい理由を心の傷のせいにして、過去のせいで自分の人生はつまらないんだとしてしまえば、本当は自分が自分を認めていないこと、才能があると信じられないこと、素敵な男性に愛される魅力があると受け入れられないのが自分の信念のせいだと思わなくて良いからです。つまり、自己価値がとても低かったのですね。だから、自分に厳しかった。
    これも、良い気づきだったなと思います。
    こういうことって、セラピーの観点から、起こりうる心の仕組みなのでしょうか?
    もしよろしければお教えただければ嬉しいです。

  2. 大変勉強になりました!
    『私は「できる人」になりたかった。そして人から一目置かれる存在になりたかった。』
    それをずっと味わっていたら、過去のことを思い出しました。
    『中学のテストで突然学年1位になった時、母がものすごく褒めてくれて、本当に嬉しかった。』
    たぶん、それを未だに渇望していたのかもしれません。
    もう、「できる人」になろうとしなくてもいいし、なれない自分を責めなくてもいいんだ、と思えました。

    マインドマップで自分の理想像を書き出してみたら、なんだか自分のなりたかった姿が一目瞭然で、おかしくなりました (笑)
    今はそれを眺めていると、「うん、確かにカッコいいよね~」とは感じますが、それと自分を比較はしません。手放せたからかな??

  3. うーん、出てくる出てくる死守してるorかくあるべしな自分像。
    優しい人、攻撃しない人、しっかりした人…まだまだありそうですが…
    ^^;なんだかご立派すぎてスゴそうです。

    そうねえ、全部要らないのかも。
    このへん無くなっちゃったらとんでもない野生児になりそうですが、
    風通しよく、今には無い気分の良さが予感出来ます。
    別にいいんですよね、自分で自分に持ってる期待感とか他人に期待されてる(と自分が感じている)自分像とか。

    何とでもなるかな。。

    そう言えば子どもが生まれた時に思ったことと同じですね
    「この子は小さいけどすべてが完璧に備わってる、何一つ欠けてない」って。
    私もまた同じく…なんか面映いですがそういうことですね。

  4. 私はまさに「理想の自分像」に振り回されているな、と痛感します。
    色々ありますが、特に「私は正しい」「私はきちんとしている」が大きいです。
    私が時々感じる生き辛さの主な原因はほぼ、この2つだと言っていいと思います。
    貴重な気付きをありがとうございました。

  5. 雑誌「Star People」の記事、読みました。
    記事で、マトリックス・リインプリンティングは、EFTを発展させたものとありましたが、
    マトリックス・リインプリンティングを学ぶには、まずEFTをしっかり学んでからの方がいいのでしょうか?

    5月の講座とセミナー参加させて頂く予定でいます。
    よろしくお願いします。

    • ご質問ありがとうございます! 今まで多くの方にお教えしてきました経験上、EFTを学んでいない人でも充分に使えるようになります。もちろん、EFT自体も優れたテクニックですので、一度学んでみられるのも良いかと思います。

  6. 今年は大阪では開催されないようで、残念です。。
    関西在住なので、地震頻発、放射性物質の数値が高い関東、東京へは怖くて行けないです。
    また、関西での開催や、準備中のホームスタディ型があるといいなぁと思います☆

  7. あゆかさん こんにちは。
    今回の記事とは関係ないかもですが、
    カウンセリングとコーチングの違いを教えていただけませんか?
    あゆかさんのブログでもでてくる「奇跡のコース」はスピリチュアルな視点からのコーチング
    のプログラムですよね。
    あゆかさんが現在行っているカウンセリングコースとは どのような位置づけ?になりますか?
    どのような人をそれぞれ対象にしていますか?
    自分の中ではなんとなくカウンセリングはより過去に重点をおいていてコーチングは未来に。。。なんて思ってしまってました。
    どうか宜しくお願いします。

    • ご質問ありがとうございます! 

      コーチングの意味をどう定義するかなどは、人によって違うかと思います。私自身は、「奇跡の学習コース」を、コーチングとは捉えませんが、逆にどのへんがコーチングだと思われましたか?

      現在の状態を変えて、自分らしい未来を創造するためには、過去を見る必要があるときがとても多いです。ですからカウンセリングは、とくに過去にも未来にも重点を置いていません。あまり、言葉に捉われすぎず、細分化して考えなくても良いかなぁと思います。

      とりあえず、ロンドンのカウンセリングコースは、スピリチュアルな教え(奇跡の学習コースだけではなく)ベースで心のしくみを学び、また量子学的な観点でセラピーを習得し、自分と他者に役立てたい人全員が対象です!

  8. あゆかさん コメントありがとうございます。
    いえ、こちらのあゆかさんのブログからの印象というより、「コーチング」をしていらっしゃる方から よくこの奇跡のコース修了されたお話がでてくるので、なんとなく漠然とイメージしてしまっていたようです。(なんと漠然な!)

    ありがとうございます。

  9. あゆかさん、こんにちは。
    いつも楽しみに読んでおります。
    ご自宅の改装で、いっそうお気に入りのお住まいになられたことと思います♪

    マトリックス・リインプリンティングについて、質問させてください。
    こちらには、「記憶を書き換える」セラピーというイメージがあり、それについて思ったことです。

    たとえば、強盗に遭ったなど、文字通り記憶から消したい経験については「記憶の書き換え」でいいと思うのですが、親しい人を亡くした場合はどうなのでしょうか。

    いつまでも悲しんでいたいという意味ではないのですが、すでにその人はいないという事実は受け入れなければならないし、そこでエネルギーフィールド(?)に残ってしまった心の傷(?)だけを癒すという感じなのでしょうか。
    亡くした悲しみ、痛みではなくて、よい思い出を思い出すという感じなのでしょうか。

    「誰かが死んだら、ずっと喪失感を抱えていなければいけない」という思い込みが私にある気もしますが、この世での関係の最後が、死別ということならば、そのことを書き換えてしまうことになんだか罪悪感があります。
    そこから感じたことも、一緒に忘れてしまいそうで。

    なんだかとっ散らかった文章で、あゆかさんにうまく伝わったかどうか分からないのですが‥。

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