事実を変えるにはどうしたらいいの?

現在ロンドンカウンセリングコースの真っ最中です。なので、更新が遅れがちです。めっちゃ楽しいです! 参加を迷われている方、ぜひ来年いらしてくださいね!(フィードバックもコース後アップします。)

さて、今回もコメントにお返事させてください。お二人のコメントを掲載させていただきます。コメントありがとうございます! (赤字が私の記事、お返事です。)

あゆかさん、いつもありがとうございます。ちょっと疑問に思うことがあります。

>たとえば、“私は犠牲者だ”と思っていたら、自分が犠牲者だと思えてしまう体験をするでしょう。または、“私は優れている”と思っていれば、同じように自分が優れていると感じられる体験をします。

これは他でもよく言われていることですが、「体験をする」ということは、その「体験」自体を本人がどう感じるか、思うかということではなく、実際に「ふさわしい体験をする」ということを意味するのでしょうか?言い替えるなら、同じ事象でも、考え方で違う意味づけになるということではなく、事象自体が違ってくるということでしょうか?

それに対して、私のお返事は、↓でした。

いいえ、「そう思える」「そう感じる」だけで、実際には、被害にあっていない可能性も大です。ただ、本人としては、それが現実だと深く信じていると思いますよ。

そして、それに対して下記のご質問を頂きました。

興味ある書き込みだったので関連して私にもお問い合わせをさせてください。これって、被害妄想という想いこみを自分の観念を通して生んでしまっているということでしょうか?でも、これで行くと本当に被害にあっているのに、これは現実ではない自分の観念だっていう自己攻撃につながりそうでちょっと難しいと思いました。

「事実」と「観念による思い込み」をきちんと認識する方法ありますか。DV被害者等は、思い込みと自分を言い聞かせて、より大きな被害をうけてしまうことにつながるので難しいと思いました。スピリチュアルな思想は、自分が困難にぶつかったときに、発想を切り替えて希望を持ち進むための手法なのでしょうか。それ故に魔法じゃないし、事実を変えていくのは自分の行動だというからくり?になりますでしょうか?

まず、「被害者」(=犠牲者)と「被害者意識」(=犠牲者意識)を区別したほうが良いでしょう。被害者意識というのは、例えばお店で定員さんが自分にだけ態度が悪いと思ってしまったりするようなことです。実際は、そんなことはまったくないにもかかわらずです。

しかし、歩いていたら車がぶつかってきた、誰かになぐられた、お金を騙し取られた、などは明白な事実としてあるので、被害に遭った「被害者」だと言えます。さて、被害者なんですが、その人が、「相手にはきちんと法の裁きを受けてもらい、保障をもらうのだ!」、「殴られていることに甘んじている必要はない」などと意志を強く持っていれば、この人は被害者であっても、被害者意識」(=私には力がない)はないですね。

最初の話に戻りますが、例えば、あるお店で店員さんがなかなか注文をとりに来なかったとします。そしてやっと来たら、詫びるどころか不機嫌そうな顔をしていたします。このとき、被害者意識が強い人は、どう思うと思いますか? おそらく「人は私に冷たくあたる」とか、「私のことはどうでも良いと思っているに違いない」などと解釈するでしょう。

そして、この人の中では、これが事実になります。ちなみに、この店員さんは、誰に対しても同じ態度を取っています。でも、この人の目には、他の人にはもっと態度が良いようにどうしても映ってしまいます。

で、“私は、いつもこんな嫌な店員(人)をひきつける”とか、“私の周囲には嫌な人が多い”などと思ってしまうかもしれません。一方、被害者意識のない人が同じお店で、同じ店員さんにサービスされたらどう思うと思いますか? おそらく「混んでいて忙しくて不機嫌なのかも」とか、「お店の教育がなっていないな」などなどと思うでしょう。

この人にとっては、この店員さんは、自分が引き寄せたというより、きっと単にたまたまいた不機嫌な店員というだけでしょう。このように同じお店で、同じ店員さんにサービスしてもらっても、二人の事実はまったく違います。

で、どちらのほうがより事実なのでしょう?

そうです。どちらも事実ではありません。事実とは、自分の解釈がまったく入っていない状態で見えているものです。ご質問のお二人とも、おそらく自分が見ていることは、紛れもない事実だということを前提にしているでしょう。ところが、私たちは解釈なしにものごとを見ることはまずしません。解釈次第、感じ方次第、見方次第で、ハッピーになったり、不幸になったりするわけです。ですから、自分が見ているもの、経験していることが嫌であれば、自分の中の思いを変えることですね。

例えば、暴力を振る夫と暮らすのは、誰もが嫌だとまず思うでしょう。もしかすると、その人は、いつか夫が優しくなることを夢見ているかもしれません。しかしもし、「私はひどい扱いをされるような人だ」とか、「私はたいしたことがない人間だ」などなどといった思いが、その人の潜在意識にあれば、優しくしてくれて、自分を大切にしてくれる人は、自分の思いとマッチしないので、会ってもしっくりこなかったり、または、そもそも視野に入ってきません。

なぜなら、自分の思いにないものは、私たちは気がつかないからです。例えば、プラモデルに興味がなければ、何百回同じ商店街を歩いても、プラモデル屋さんがあることに気がつかなかったするのとまったく同じです。

話を戻して、「私はたいしたことがない人間だ」とすごく強く信じている人に「あなたは、素晴らしい人ですよ」というと、すごい勢いで否定してくるか、または抵抗感を強く持つでしょう。ということは、裏を返せば、「私はたいしたことがない人間だ」と周囲にも信じて欲しいと無意識に思っているわけなんです。

で、自分も信じていて、周囲にもそれを信じて欲しいと言っているわけですから、当然、「たいしたことがない人間」として扱われます。もちろん、ぜんぶ無意識です。意識上では、「なぜ、私はこんな目に遭うのだ」と辛く感じている可能性大です。

さて、セラピーやカウンセリングは、このような場合、「私はたいしたことがない人間だ」という思いが生まれた原因を探して癒し、そして「私はなかなかいけている」といったもっとポジティブな思いに変えるお手伝いをします。不安の思いから、もっと愛ある思いに変化させるんですね。

さて、スピリチュアルと一言でも言っても、みんなのなかで定義が全く違うでしょう。また、スピリチュアルといった一つの決まった思想があるわけでもありません。

ですが、私にとってのスピリチュアルとは、単に発想を切り替える変だけのものではなく、「真の私」とはなにものか?を指し示してくれるものです。このへんは、セミナーで詳しくお話しいたしますが、「真の私」とは、「私の発想」、「私の思い」を超えた存在です。その視野に立ったとき、私たちがどうして苦しむのかがよく見え、また、なにが起きていようと、人生があることそのものがミラクルに見えます。

自分は存在する価値があるのかどうかではなく、存在していること自体がミラクルで、そして、私たちみな愛から生まれ、欠けたところがまったくない存在なんです。

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事実を変えるにはどうしたらいいの?」への4件のフィードバック

  1. ぐるぐる考えているうちに、人生を創るって難しいと思い始めました。もしかして、もう手遅れ?でも、これも思考ですよね。。。理屈では分かりつつ。ハートと思考のバランスをとれるようにいろいろ工夫してみています。
    人生とはなんですか?生きるとはなんですか?
    究極の質問に行きつきます。
    セミナーに参加できず残念です。参加される皆様、あゆかさんとの素敵な時間をお過ごしください!

  2. 幸福を感じる。被害者的(犠牲的)感情を感じる事と、そこで起こっている事実とが関連性はあったとしても絶対的に結びついているのではないというお話は分かります。
    ただ、DV夫婦の相互依存に関する言及や、起こった出来事(体験)からくる魂の気付き、や学びに関する記述も欲しいと思いました。
    いわば、すべての被害感情が妄想であるという極論についての記述も欲しいと思いました。

    もし違っていたらごめんなさいネ。

    • コメントありがとうございます! それでは、リクエストということで、いつかお返事させてくださいね。一つの記事に多くを網羅することはできませんので、ここがもっと知りたい、このへんが疑問だ、などなどといったリクエスト大歓迎です!

  3. 私は本当に算数も分からず、政治の事も全く分からず、絶対に小学生よりアホです。
    結婚して子供も居て介護のパートをし、友達も居て普通に暮らしています。

    頭の悪いパーセントの計算も理解出来ない、衆議院と参議院の違いも分かっていない大人なんて、ほぼ居ないであろう. .と思う。
    で、イコール自己否定の塊。
    こんなアホな人間が自信持って自分を受け入れて生きて良いのかと行き着く。

    セラピーでパーセントの計算を教えてくれる訳でも無いのに、自分を許せる・受け入れられる人間に変われるのか興味があります。
    でも生活に余裕が無くて等、堂々巡りで結局モヤモヤのままという現状。
    あ~あ(T-T)です💦

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